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特集 骨免疫学の進歩が変える骨関節疾患アプローチ

Ⅱ.骨代謝制御因子と骨免疫学 1.Wntシグナルと骨代謝・骨疾患

THE BONE Vol.31 No.2, 41-46, 2017

小林泰浩山下照仁

2001年にLRP5(low-density lipoprotein receptor-related protein 5)が骨粗鬆症を伴う偽神経膠腫症の原因遺伝子であることと,骨硬化症の原因がSOST(sclerostin)であることが報告された.当時は,これらの分子がお互いに結合しWntシグナルの中心として骨代謝を調節することを想像ができなかった.しかし,これらの発見が発端となり,骨代謝や骨疾患におけるWntの役割が解明されてきた.近年,さらに多くのWntシグナルに関与する分子の役割が明らかにされている.本稿では,骨形成と骨吸収を調節するWntシグナルを中心に,骨疾患におけるWntシグナルの役割を概説したい.
「KEY WORDS」Wnt,骨代謝,骨疾患,骨芽細胞,破骨細胞


※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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