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特集 ワクチン・予防接種:わが国における現状と課題

このままでよいのか インフルエンザワクチン
~HI抗体の神話は捨てよう~

Pharma Medica Vol.36 No.5, 47-51, 2018

中山哲夫

インフルエンザは毎年流行を繰り返し,流行年度には高齢者を中心に超過死亡が増加することから一部個人負担で高齢者へのインフルエンザワクチンが勧奨接種のワクチンとして推奨されているが,その有効性には限界がある1)2)。高齢者の肺炎だけでなく,乳幼児のインフルエンザ脳症の合併症などからインフルエンザの重要性の認識が高まってきた。特に,2017/18シーズンには株の選定後,ワクチンメーカーで製造を始めたが増殖(収量)が悪く,製造株を2016/17シーズンの株に変更し製造を始めた。10月の供給が遅れ接種がずれこんでいったが,12月にはほぼ接種が完了できた。それが関連していると思われないが2017/18シーズンには未曾有の流行が認められた。2017年11月末からH1とB山形の混在流行が始まり,12月から2月初めにかけてH3も混在し患者発症例数は増加の一途であった。
「KEY WORDS」インフルエンザワクチン/高増殖株/自然免疫/HI抗体


※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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