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特集 ワクチン・予防接種:わが国における現状と課題

同時接種をどう考える 混合ワクチンの将来

Pharma Medica Vol.36 No.5, 29-32, 2018

藤岡雅司

2008年のHib(インフルエンザ菌b型)ワクチン以降,日本においても小児用ワクチンが次々と承認され,国内で使用できるワクチンの種類は大幅に増加した。また,2010年のワクチン接種緊急促進事業(公費助成)を契機として,原則として無料で接種を受けられる定期接種ワクチンの種類も少しずつ増えてきた。
このように,わが国の乳幼児の予防接種環境はこの10年で改善され,乳幼児が通常に接種するワクチンの種類や回数は大幅に増加した。いうまでもなく,ワクチンは適切な時期,すなわちワクチンで予防できる疾患の好発年齢より前に接種しなければならない。そのため,単独接種が通常の接種方法であったわが国の小児医療の現場においても,複数ワクチンの同時接種を実施する必要性が高まり,今では同時接種が一般的に実施されるようになってきた。
本稿では,同時接種の方法や意義などについて概説するとともに,同時接種にかかわる課題や混合ワクチンの将来についても考察する。
「KEY WORDS」同時接種/混合ワクチン/定期接種実施要領/健康被害救済制度


※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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