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特集 ワクチン・予防接種:わが国における現状と課題

特集にあたって

Pharma Medica Vol.36 No.5, 7, 2018

岡部信彦

わが国では海外諸国に比して使用できるワクチンの種類が少なく,「ワクチンギャップ」という言葉も生まれた。このワクチンギャップを埋めようという大きな流れが生じ,平成25(2013)年4月に予防接種法が改正され,ワクチンギャップ問題のほか,副反応報告の法制度化,予防接種施策を総合的かつ継続的に評価・検討する仕組みの構築など,予防接種制度について幅広い見直しが行われた。その後にも定期接種化されたワクチンあるいは新たなワクチンの製造販売承認など,数的なワクチンギャップはかなり解消されてきた。一方,接種するワクチンの種類・回数が急速に増えてきたことから,小児へのワクチン接種スケジュールは大変複雑になってきており,わかりやすくする,接種回数を少なくする,そして複数のワクチンを1つにまとめる混合ワクチンの開発などが進められているところであるが,これらの解決にはもう少し時間が必要である。


※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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