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特集 皮膚アレルギー疾患のbreakthrough

蕁麻疹治療のパラダイムシフト

Pharma Medica Vol.36 No.4, 15-19, 2018

秀道広

蕁麻疹は,一過性,限局性の皮膚,粘膜の浮腫(膨疹)と紅斑が出没する疾患で,繰り返し現れる強い痒みと外見上の異常さゆえに機能面のみならず生活の質(QOL)においても負荷の大きな疾患である1)。皮膚科診療では,湿疹皮膚炎,白癬症に次いで多く遭遇する疾患でありながら2),いまだその病態の全容は解明されておらず,治療に難渋することが少なくない。皮疹部を還流する静脈血ではヒスタミンおよびマスト細胞特異的なプロスタグランジンD2およびトリプターゼ濃度が上昇し,多くの例では抗ヒスタミン薬が奏効すること,皮疹部の皮膚生検ではマスト細胞の脱顆粒像が確認されていることなどから,蕁麻疹の症状は皮膚マスト細胞の急激な脱顆粒によりもたらされることが広く受け容れられている3)
「KEY WORDS」蕁麻疹/ガイドライン/抗ヒスタミン薬/血管性浮腫/凝固系


※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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