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特集 骨髄異形成症候群(MDS)診療の進歩と課題

LowリスクMDSの治療

Pharma Medica Vol.36 No.2, 35-38, 2018

市川幹

骨髄異形成症候群(myelodysplastic syndromes;MDS)は造血幹細胞の遺伝子変異によって発症する腫瘍性疾患であり,通常の化学療法に反応が得られにくく,自然経過では造血不全や白血病への移行により死亡する予後不良の疾患である。一方,MDSの発症の原因となる遺伝子変異は多様であり,それに従ってMDSの経過も急速に白血病移行をきたして死亡する予後不良のものから,年余にわたって造血不全が緩徐に進行するものまで多彩である。したがって,治療方針の決定にあたっては,診断時に個々の症例について予後を予測し,それに基づいて最適な治療戦略を選択することが重要である。ここでは,MDSのなかでも造血不全が比較的緩徐に進行する比較的予後良好な群,すなわち低リスク群についての治療戦略の概要を示す。
「KEY WORDS」低リスク骨髄異形成症候群/除鉄療法/ダルベポエチン/レナリドミド


※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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