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患者さんの吸入療法をサポートするために [新刊アイ]

投稿日時:2018/07/11(水) 17:00rss

M-Review Hightlight
新刊アイ

No.61 2018.07.11 発行:株式会社メディカルレビュー社

患者さんの吸入療法をサポートするために

「新刊アイ」では、“先生のコメントから読み解く新規刊行物の魅力”をお伝えいたします。
今号では、吸入薬の取扱い方法から患者さんへの吸入指導方法まで、実践的なノウハウが満載の1冊『すべての医療者のための明日からできる実践吸入指導 改訂第3版―指導から支援へ―』のご紹介です。

目次
新刊案内『すべての医療者のための明日からできる実践吸入指導
 改訂第3版―指導から支援へ―』
高齢者喘息の臨床的特徴
ACOの治療について
心疾患患者に潜在するCOPDの診断と治療

新刊案内

『すべての医療者のための明日からできる実践吸入指導
 改訂第3版―指導から支援へ―』

発売日 : 2018年6月8日
監 修 : 駒瀬裕子(こませ ゆうこ)
所 属 : 聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院呼吸器内科部長/
聖マリアンナ医科大学呼吸器・感染症内科教授/
特定非営利活動法人 吸入療法のステップアップをめざす会代表理事
編 集 : 横浜市旭区瀬谷区薬剤師会/
特定非営利活動法人 吸入療法のステップアップをめざす会
 
すべての医療者のための明日からできる実践吸入指導 改訂第3版―指導から支援へ―

吸入指導は医師と薬剤師が行うものという意識から、ここ数年、看護師、理学療法士、言語療法士、そして何よりも患者さん自身が吸入療法の主役という考え方に変わってきました。患者さん自身が自分の疾患についてしっかりと理解し、吸入療法をなぜ継続して行わなければならないかということをわかってくださること、これが『吸入療法は途中でやめてしまう人が多い』という過去に対する回答になるのではないかと思います。その意味で、今回から吸入支援という言葉を使うことにしました。
吸入支援は、実はとても楽しいのですが、システムづくりから多くの職種への連絡、講習会の実施などとても大変です。時には大変で心が折れそうになることもあります。しかし、全国の仲間、自分以外の職種と連携をすることで、新たな発見があり、たくさんの知恵が結集され、思いも寄らなかった発展があります。
吸入支援は、実は患者さんの支援だけではなく、我々医療者自身の支援でもあることに気づきました。
ぜひ、地域から全国の仲間とつながり、楽しく吸入支援を行いましょう。
(「はじめに」より抜粋)

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ピックアップ
高齢者喘息の臨床的特徴

喘息・アレルギー Vol.30 No.2, 12-15, 2017
横山彰仁

わが国は著しい高齢化が進行しており、高齢者喘息も増加している。加齢による身体機能低下と併存症により、高齢者喘息は重症化しやすい。併存症は加齢とともに多くなり(多病性)、特に心不全やCOPDとのオーバーラップ(ACO)など診断・治療に影響し、またβ2刺激薬や抗コリン薬などが使いにくいことがある。多病性による与薬数の増加による薬物相互作用および加齢に伴う薬物動態の変化(血中濃度上昇)により、薬剤の副作用が起こりやすくなる。さらに、吸入や発作時の自己対処法の理解が難しい場合があり、治療が困難になりやすい。ただし、加齢変化や併存症は個々人で大きく異なり(多様性)、個別的な対応が求められる。

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ピックアップ
ACOの治療について

Pharma Medica Vol.35 No.7, 41-45, 2017
折茂真実 ほか

ACO(Asthma-COPD Overlap、ACOS;Asthma-COPD Overlap Syndrome)はGINA(Global Initiative for Asthma)/GOLD(Global Initiative for Chronic Obstructive Lung Disease)合同委員会より、気管支喘息と慢性閉塞性肺疾患(chronic obstructive pulmonary disease;COPD)の両者の特徴をもち、持続性の気流閉塞を有する症候群と定義され、近年病態の研究が進められている。これまで気管支喘息とCOPDは異なる疾患として考えられていたため、ACOを独立して扱った無作為的臨床試験は存在せず、明確なエビデンスが存在しないのが現状である。ACOは気管支喘息とCOPD双方の特徴をもつとされており、まず気管支喘息とCOPDおのおのの薬物治療についてガイドラインを中心に解説する。

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ピックアップ
心疾患患者に潜在するCOPDの診断と治療

CARDIAC PRACTICE Vol.28 No.1, 43-50, 2017
佐田誠

慢性閉塞性肺疾患(chronic obstructive pulmonary disease:COPD)は全身性炎症性疾患ともいわれ、肺で生じた炎症が全身に波及し、種々の臓器にさまざまな併存症を有する全身性疾患として捉えられている。COPD併存症のなかで最も重要で、最も高頻度とされているのが心血管系疾患であるが、慢性心不全や虚血性心疾患との臨床症状の類似点も多く、お互いを見落とすことも少なくない。近年、気管支拡張薬が心血管系疾患の病態を、βブロッカーがCOPDの病態を改善させる可能性が指摘されており、COPDの新しい治療戦略を確立すべく新たな臨床試験も始まっている。
本稿では、COPDと心血管系疾患に関する種々のエビデンスを紹介するとともに、心血管系疾患併存COPDの治療戦略における今後の方向性について概説する。

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学会カレンダー

M-Reviewサイトアドバイザーの先生方よりご紹介いただいた注目の学会・研究会などをご紹介します。
※名前をクリックすると、M-Reviewに掲載されている先生の記事を読むことができます。

会期 学会名/会長 主会場
7/27~7/28 27 日本Cell Death学会年会
的場聖明
京都
京都府立医科大学 図書館ホール
7/28~7/29 24 SST全国経験交流ワークショップ in 東京
安西信雄
東京
帝京平成大学 池袋キャンパス
8/3~8/4 21 日本高齢消化器病学会
藤本一眞
佐賀
ホテルグランデはがくれ佐賀
8/3~8/4 23 日本病態プロテアーゼ学会学術集会
北村健一郎
甲府
ベルクラシック甲府
8/4~8/5 9 日本脳血管・認知症学会学術大会(VAS-COG Japan 2018)
松原悦朗/浦上克哉
別府
B-Con Plaza 別府国際コンベンションセンター
8/4~8/5 36 日本美容皮膚科学会総会・学術大会
尾見徳弥
東京
東京国際フォーラム
8/16~8/18 60 日本平滑筋学会総会
中田浩二
東京
東京慈恵会医科大学 1号館講堂

Editor's eye

先日の西日本を中心に発生した記録的な大雨(平成30年7月豪雨)により、亡くなられた方々に謹んでお悔やみ申し上げますとともに、被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。被災地域の一日も早い復旧・復興を願っております。
西日本の天気はしばらく晴れるそうですが、最高気温が30度を超える日が続くとのことですので、お体には十分お気をつけください。

国土交通省や地方自治体のサイトで、ハザードマップや家庭でできる浸水対策などの集中豪雨に備えるための情報が掲載されています。これから台風が発生しやすい時期になりますので、一度確認してみてはいかがでしょうか。
また、昨年から警視庁災害対策課の公式Twitterで配信される非常時に役立つ豆知識が注目を集めているそうです。

これから夏本番。全国的に暑い日が続いています。 熱中症や夏バテに注意してお過ごしください。

編集部S
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