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今すぐ知りたい最新の皮膚科学 [新刊アイ]

投稿日時:2018/04/25(水) 17:00rss

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新刊アイ

No.58 2018.04.25 発行:株式会社メディカルレビュー社

今すぐ知りたい最新の皮膚科学

「新刊アイ」では、“先生のコメントから読み解く新規刊行物の魅力”をお伝えいたします。
今号では、皮膚科学の基礎・臨床から皮膚科診療まで、皮膚科医が知っておきたい最新の動向を見開き完結スタイルでわかりやすくまとめた『WHAT'S NEW in 皮膚科学 2018-2019』のご紹介です。

目次
新刊案内『WHAT'S NEW in 皮膚科学 2018-2019』
アトピー性皮膚炎治療の新展開
抗体でみる鑑別診断
皮膚科的診断と治療

新刊案内

『WHAT'S NEW in 皮膚科学 2018-2019』

発行日 : 2018年4月16日
編 集 : 宮地良樹(みやち よしき)
所 属 : 京都大学名誉教授
編 集 : 常深祐一郎(つねみ ゆういちろう)
所 属 : 東京女子医科大学皮膚科准教授
常深祐一郎
WHAT’S NEW in 皮膚科学 2018-2019

ご略歴(常深先生)
1999年3月 東京大学医学部医学科卒業、1999年5月 東京大学医学部附属病院皮膚科研修医、2000年5月 国立国際医療センター皮膚科研修医、2001年4月~2005年3月 東京大学大学院医学系研究科学位取得、2005年4月~2010年3月 東京大学医学部皮膚科医員、助手、助教、2010年4月 東京女子医科大学皮膚科講師、2014年3月 東京女子医科大学皮膚科准教授。
専門領域:皮膚真菌症、乾癬、アトピー性皮膚炎、角化症、抗酸菌感染症、疥癬

本書の発刊に際し、編集の常深先生にお話をうかがいました。

――本書のご紹介をお願いいたします。
『WHAT'S NEW in 皮膚科学 2018-2019』はその名の通り、皮膚科学を取り巻く最新情報をコンパクトにギュッと濃縮して、最前線を俯瞰することができる書籍です。序文でも書きましたが、各記事がほどよい分量になっていますので通読することができ、皮膚科学や関連分野の進歩に追いつくことができます。自分で情報を漁っていては決して見つけられないような隅々まで最新情報が網羅されています。皮膚科の診療や皮膚科関連の研究をする際、本書の情報が頭にあれば、強力な武器となります。

――本書を編集されるなかで、苦労されたことはございますか?
当然のことですが、最新の情報を集めなければなりませんから、常にアンテナを張り巡らせて、情報収集をしていました。学会や講演会、雑誌、ネットなどいつも意識してネタをピックアップしました。企画内容が完成するまでは見聞きするもの全てで気が抜けない日々でした。

――本書タイトルの「What's new?」にちなんで、常深先生が最も興味をもたれている最近の皮膚科のトピックを教えてください。
生物学的製剤はどこまで皮膚科を支配するのか? 皮膚科に限らず医学のあらゆる分野で生物学的製剤の進歩は目を見張るものがあります。私自身、乾癬治療に生物学的製剤を用いていますが、その効果は絶大です。それを反映して、本書でも、「アトピー性皮膚炎にもバイオ」「蕁麻疹にもバイオ:オマリズマブによる蕁麻疹治療」「薬剤がどんどん増える! これからの乾癬治療はどうなる?」「メラノーマに対するニボルマブの効果は予測できる?」「抗PD-1抗体薬やBRAF/MEK阻害薬による完全奏効後は治療をやめられるか?」「抗PD-1抗体(ニボルマブ、ペンブロリズマブ)と抗PD-1抗体(ニボルマブ)+抗CTLA-4抗体(イピリムマブ)、どちらを先に使う?」「リツキシマブによる天疱瘡治療」と生物学的製剤関連の話題が盛りだくさんです。

――読者の先生方にメッセージをお願いいたします。
網羅された最新の情報、一流の執筆陣、通読可能な分量、電車の中でも読めるサイズ、無理なく購入できる価格…本書は計算し尽くされています。もう買いたくなりましたね!

詳細はこちら

ピックアップ
アトピー性皮膚炎治療の新展開

喘息・アレルギー Vol.30 No.1, 66-69, 2017
菅谷誠

アトピー性皮膚炎は増悪・寛解を繰り返す、そう痒のある湿疹を主病変とする疾患である。最近になって病態の理解が進み、発症に重要な分子をターゲットにした治療が開発されてきた。IL-4/13受容体、IL-31、IL-12/23p40に対する抗体やJAK阻害薬、転写因子に対するデコイ軟膏などである。また以前から使用されていた抗ヒスタミン薬も、新規薬剤が本邦で使用できるようになり、プロアクティブ療法の普及への新しい展開もみられている。悪化因子の検索、ステロイドとタクロリムス軟膏の外用、保湿薬によるスキンケアといった標準治療を基本としつつ、難治例に対してはこれらの治療が有用な選択肢となろう。

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ピックアップ
抗体でみる鑑別診断

皮膚アレルギーフロンティア Vol.15 No.1, 31-36, 2017
松下貴史

膠原病は自己免疫現象を背景に、多臓器障害を特徴とする原因不明の慢性難治性疾患である。膠原病では患者血中に自己抗体が高率に検出され、特定の疾患や臨床症状と密接に相関する。よって自己抗体の同定は、膠原病の鑑別診断ならびに病型分類、経過の予測、治療方針の決定にきわめて有用である。また、一部の自己抗体(抗dsDNA抗体、抗MDA5抗体)は疾患活動性を反映するため、治療効果の判定に有用である。近年、多くの自己抗体がELISA法により簡便に測定できるようになり、膠原病における自己抗体の同定は、日常診療においてさらに重要なものとなってきている。

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ピックアップ
皮膚科的診断と治療

Diabetes Frontier Vol.27 No.3, 265-269, 2016
十一英子

糖尿病足病変は「神経障害や末梢血流障害を有する糖尿病患者の下肢に生じる感染、潰瘍、深部組織の破壊性病変」と定義されている。一口に糖尿病足病変といっても、いろいろな病変から進展して発症するため、糖尿病患者にはそれらの病変に対する治療が必要である。実際、胼胝を自分でけずった数日後にそこから感染を起こし、蜂窩織炎や深部感染症になり、下肢切断にまで至るという例はよくある。最近、抗菌剤内服で様子をみられ、受診時にはすでに骨が融解していて下肢切断が避けられない例が増えている。
足病変に限らず皮膚に異変があれば皮膚科を受診するため、糖尿病患者の増加に伴い皮膚科を受診する糖尿病患者も増加している。糖尿病患者の足では、皮膚の乾燥、亀裂、胼胝・鶏眼、足白癬・爪白癬、糖尿病性水疱、低温熱傷などが多い。

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学会カレンダー

M-Reviewサイトアドバイザーの先生方よりご紹介いただいた注目の学会・研究会などをご紹介します。
※名前をクリックすると、M-Reviewに掲載されている先生の記事を読むことができます。

会期 学会名/会長 主会場
5/16~5/18 26 日本乳癌学会学術総会
戸井雅和
京都
国立京都国際会館
5/16~5/18 22 日本がん分子標的治療学会学術集会
畠清彦
東京
都市センターホテル
5/17~5/18 71 日本酸化ストレス学会学術集会
内藤裕二
京都
京都ホテルオークラ
5/18 15 糖化ストレス研究会
米井嘉一
東京
東京ビッグサイト
5/20 - 日本透析医会研修セミナー 透析医療におけるCurrent Topics2018
秋澤忠男
東京
御茶ノ水ソラシティ
5/24~5/26 61 日本糖尿病学会年次学術集会
宇都宮一典
東京
東京国際フォーラム 他
5/25~5/27 18 日本抗加齢医学会総会
山田秀和
大阪
大阪国際会議場

Editor's eye

端午の節句(5月5日)の食べ物の1つである柏餅。
端午の節句に柏餅を食べる文化は江戸時代に江戸から始まりました。 その後、大名が江戸と国元を往復する参勤交代により全国に広まったそうです。
柏の木は新芽が育つまでは古い葉が落ちない特性があることから、柏餅は「子孫繁栄」の意味が込められた縁起の良い食べ物とされています。

また、4月~5月は新茶の季節ですね。 立春から数えて88日目の「八十八夜」(毎年5月2日頃)が茶摘みの最盛期になります。 八十八夜に摘まれた新茶を飲むと、一年間、無病息災で過ごせるという言い伝えがあります。
先日、静岡県で行われた今年の新茶の初取引は、1キロ109万円と史上最高値を記録しました。 この高級な新茶の香りと味が気になります。

柏餅と新茶の組み合わせで一息入れるのも良いですね。

編集部S
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糖尿病領域のオンライン投稿誌 Diabetes Frontier Online
2018年学会カレンダー 学会代表者からのメッセージもございます!
国際学会発表 世界に伝わる情報発信術指南「流れがわかる英語プレゼンテーション How To」 佐藤雅昭・著
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