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なぜあなたの研究は進まないのか?/ なぜあなたは論文が書けないのか? [新刊アイ]

投稿日時:2016/07/25(月) 17:00rss

M-Review Hightlight
新刊アイ

No.37 2016.07.25 発行:株式会社メディカルレビュー社

なぜあなたの研究は進まないのか?/ なぜあなたは論文が書けないのか?

「新刊アイ」では、“先生のコメントから読み解く新規刊行物の魅力”をお伝えいたします。
あなたの研究が進まないのには、進まないなりの理由、pitfallがあるはずです。今号では、40の落とし穴とそれぞれの解決策を汎用的にまとめた『なぜあなたの研究は進まないのか?』(Amazonランキング「医療・医学情報学」のカテゴリーで2位 ※2016/7/25時点)と、論文が書けない40の理由を、架空の大学生への指導を通じて解説された『なぜあなたは論文が書けないのか?』(Amazonランキング「医療・医学情報学」のカテゴリーでベストセラー1位獲得 ※2016/7/25時点)のご紹介です。

目次
新刊案内『なぜあなたの研究は進まないのか?』
肺高血圧症の新しい治療
新刊案内『なぜあなたは論文が書けないのか?』
心不全外来管理における多職種管理:水分、塩分管理を中心に

新刊案内

『なぜあなたの研究は進まないのか?』

発行日 : 2016年7月15日
著 者 : 佐藤雅昭(さとう まさあき)
所 属 : 東京大学医学部附属病院呼吸器外科講師
佐藤雅昭
『なぜあなたの研究は進まないのか?
東京大学大学院医学系研究科免疫細胞治療学講座特任教授 垣見和宏氏推薦!

“研究が進まない理由は、君のせいではない。こういう指導者に巡り合わなかったからです。
研究で迷える大学院生や若手研究者諸君、まだ間に合うぞ!本書を一読して研究を立て直せ!”

ご略歴(佐藤先生)
1999年京都大学医学部卒業。2003年よりトロント大学へ留学し、Ph.D.を取得。臨床の傍らトロント肺移植プログラムの慢性拒絶研究で中心的役割を果たし、2010年に新たな概念、restrictive allograft syndrome(RAS)を提唱して同分野に大きなインパクトを与えた。2011年京都大学に帰学、2015年に東京大学に異動し、大学や国境を越えて研究を継続。世界的に注目を集める気管支鏡下肺マッピング(VAL-MAP)法を開発し、国内多施設共同研究、2016年開始予定の先進医療でPIを務める。
一方で、多くの若手医師・研究者、大学院生の研究、学会発表、論文執筆を指導。著書『流れがわかる学会発表・論文作成How To』(メディカルレビュー社)をはじめとするHow Toシリーズでは、経験により培った独自の考え方やテクニックを惜しみなく解説し、医師以外にも幅広い読者から支持され続けるロングセラーとなった。

本書の発刊に際し、著者の佐藤先生にお話をうかがいました。

──本書の執筆に込められた思いをお聞かせください。
研究が進まないといって悩む場合どこに問題があるのか、マニュアル的にこうすれば研究が進みます―というのではなく、逆にトラブルシューティング的な視点で、なぜ研究が進まないのか、どこに問題があるのかという疑問を40のQuestionにまとめました。

──本書はどのような方に読んでいただきたいとお考えですか?
第一はやはり大学院生など、研究のキャリアをこれから積み上げていく人たちです。もちろん既に学位を取得し、ある程度キャリアを積んだ方にも参考になればと思いますし、改めてそうだよな、と思われるところもあるかと思います。

──読者の方へメッセージをお願いいたします。
一言で研究といっても、仮説の立て方のような学術的な面から、仕事術的なもの、そして何のために研究をするのかという価値観の問題など様々な要素があります。研究でつまずいたなら、どこでつまずいているのか、本書にざっと目を通せば「なるほど」と思うところがきっと見つかると思います。研究は本当に大変ですが、少しでもお力になれれば嬉しいですね。

Amazonランキング「医療・医学情報学」のカテゴリーで2位
※2016/7/25時点

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ピックアップ
肺高血圧症の新しい治療

THE LUNG perspectives Vol.24 No.2, 21-25, 2016
西村倫太郎 ほか

肺動脈性肺高血圧症(PAH)、慢性血栓塞栓性肺高血圧症(CTEPH)の非手術症例・術後肺高血圧残存症例における薬物治療の中心はエンドセリン経路・プロスタサイクリン(PGI2)経路・一酸化窒素(NO)経路をターゲットとした肺血管拡張薬である。NO経路に作用するも、従来のホスホジエステラーゼ-5阻害薬とは異なる作用機序をもつリオシグアトは、CTEPHに対して初めて承認され、その他PAHに対してはエンドセリン受容体拮抗薬であるマシテンタン、経口PGI2受容体アゴニストのセレキシパグ、各々吸入・皮下投与が可能なPGI2アナログであるイロプロスト・トレプロスチニルといった新たな肺血管拡張薬が承認・申請されている。さらに、多剤を同時期に開始するupfront combination therapyやCTEPHに対するバルーン肺動脈拡張術の普及に伴い、肺高血圧症治療の選択肢は増加傾向にある。新規治療には大規模臨床試験において、運動耐容能・肺血行動態に加え臨床経過の有意な改善を示すものもあり、集学的治療による予後の改善が期待される。

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新刊案内

『なぜあなたは論文が書けないのか?』

発行日 : 2016年7月15日
著 者 : 佐藤雅昭(さとう まさあき)
所 属 : 東京大学医学部附属病院呼吸器外科講師
佐藤雅昭
なぜあなたは論文が書けないのか?
京都大学呼吸器外科教授 伊達洋至氏推薦!

“本書には、失敗を成功に導く秘訣が書かれている。論文をなかなか書けない人だけでなく、
論文を数多く書いている人、若手研究者の論文指導をしている人にも必見の書である。”

ご略歴(佐藤先生)
1999年京都大学医学部卒業。2003年よりトロント大学へ留学し、Ph.D.を取得。臨床の傍らトロント肺移植プログラムの慢性拒絶研究で中心的役割を果たし、2010年に新たな概念、restrictive allograft syndrome(RAS)を提唱して同分野に大きなインパクトを与えた。2011年京都大学に帰学、2015年に東京大学に異動し、大学や国境を越えて研究を継続。世界的に注目を集める気管支鏡下肺マッピング(VAL-MAP)法を開発し、国内多施設共同研究、2016年開始予定の先進医療でPIを務める。
一方で、多くの若手医師・研究者、大学院生の研究、学会発表、論文執筆を指導。著書『流れがわかる学会発表・論文作成How To』(メディカルレビュー社)をはじめとするHow Toシリーズでは、経験により培った独自の考え方やテクニックを惜しみなく解説し、医師以外にも幅広い読者から支持され続けるロングセラーとなった。

本書の発刊に際し、著者の佐藤先生にお話をうかがいました。

──本書の執筆に込められた思いをお聞かせください。
論文が書けないという悩みを持っている人は本当に多いです。私自身もそうなのですが、なぜ書けないのかが分かると、少しは書けるようになります。書けない理由、「書ききる」ために必要な要素というのは、ある程度決まっているようで、そうしたものを40のQuestionにまとめました。

──本書はどのような方に読んでいただきたいとお考えですか?
やはりなんとなく「論文が書けないなぁ~」と思っている人でしょうか。とくに従来の論文の書き方的なテキストを何冊か持っているけどやっぱり書けない、筆が進まない、という人にはお勧めです。問題は別のところにあるかもしれません。

──読者の方へメッセージをお願いいたします。
論文って、なかなか書けないものですが、書けないには書けないなりの理由があります。これは従来の「論文の書き方」のテキストにはない視点です。まぁ、論文執筆なんて決して楽しい作業ではないですが、それが普通ですし、それをどうやって完成までもっていくかという話ですので、気楽に読んでもらえればと思います。

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※2016/7/25時点

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ピックアップ
心不全外来管理における多職種管理:水分、塩分管理を中心に

Fluid Management Renaissance Vol.6 No.2, 14-21, 2016
佐藤幸人

心不全は加齢とともに罹患率が上昇し、推定患者数100万人といわれているが、わが国では団塊の世代が後期高齢者となる2025年問題が控えており患者数が著増する可能性がある。一方で医療費は高騰しており、入院ベッド数は削減される可能性が高いと思われ、限られた医療資源のなかでの工夫が必要となる。また患者は高齢化するにつれて独居、認知症の合併、経済的困窮など社会的にも厳しい立場となることが多い。このような複雑な背景の患者にはガイドラインに記載してある事項だけでは解決しない点も多く、医療以外にも多角的に多職種で介入点を探ることが必要である。多職種心不全チーム医療では、患者教育の徹底とガイドライン遵守率上昇が最初の目標となる。水分、塩分管理は患者指導において重要な位置を占めており、現状のエビデンス、ガイドラインをもとに概説する。

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学会カレンダー

M-Reviewサイトアドバイザーの先生方よりご紹介いただいた注目の学会・研究会などをご紹介します。
※名前をクリックすると、M-Reviewに掲載されている先生の記事を読むことができます。

会期 学会名/会長 主会場
7/28~7/30 14 日本臨床腫瘍学会学術集会
南博信
神戸
神戸国際展示場 他
8/3~8/5 41 組織細胞化学講習会
笹野公伸
仙台
仙台市民会館大ホール 他
8/4~8/6 10 ICME国際複合医工学会議(CME2016)
平田幸一
宇都宮
栃木県総合文化センター
8/4~8/7 47 日本膵臓学会大会
伊佐地秀司
仙台
仙台国際センター
8/5~8/6 13 日本うつ病学会総会
尾崎紀夫
名古屋
愛知県産業労働センター ウインクあいち
8/5~8/6 2 日本筋学会学術集会
田中廣壽
東京
国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター
8/6 7 日本脳血管・認知症学会学術大会(VAS-COG Japan 2016)
堀内正嗣/山田正仁
金沢
金沢都ホテル

Editor's eye

サンカヨウ(山荷葉)という不思議な植物があるのをご存じでしょうか。
5~7月にかけて、直径2cmほどの白い花を数個つけるこの花は、朝露や雨に濡れると、花びらがなんと透明に変化します。
メカニズムはまだわかっていないようですが、陽にあたって乾燥すると元に戻るそうです。

夏になると透明感のある商品が街中に増えます。
多湿な日本だからこそ、和菓子やかき氷など、透明なもので涼をとる文化が根付いているのかもしれません。

この夏は、各地の涼を探してみるのも良いかもしれませんね。

編集部S
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