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超高齢社会に向けて学んでおきたい「高齢者医療」

[新刊アイ] 投稿日時:2018/05/25(金) 17:00

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新刊アイ

No.59 2018.05.25 発行:株式会社メディカルレビュー社

超高齢社会に向けて学んでおきたい「高齢者医療」

「新刊アイ」では、“先生のコメントから読み解く新規刊行物の魅力”をお伝えいたします。
今号では、高齢者への処方に関する知見とともに、高齢者に多くみられる疾患を医師と薬剤師がそれぞれの視点で解説した『老年薬学ハンドブック』のご紹介です。

目次
新刊案内『老年薬学ハンドブック』
心疾患と認知症―循環器の立場から―
栄養とフレイル
高齢者の多剤併用における処方整理の考え方
―運動器慢性疼痛に対する鎮痛薬の処方整理を踏まえて―

新刊案内

『老年薬学ハンドブック』

発行日 : 2018年5月10日
編 集 : 日本老年薬学会
 
老年薬学ハンドブック

日本老年薬学会の編集により、高齢期に起こる変化や疾患について、薬学的なアプローチを理解する一冊。『高齢者の安全な薬物治療ガイドライン2015』(日本老年医学会 編)の考え方に基づき、多職種・地域で実践するためのエッセンスを集め、高齢者の薬物治療の適正化に向けて制作された。
ある年齢になれば発症して当たり前と考えられた症状が、実は薬の副作用だったという事態が知られ、高齢者の生理的特徴に基づく病態の把握と治療戦略が新たに必要になってきた。100歳を超える人は6万人を超え、常時20種類を超える薬を使用する方も少なくない状況下で「ポリファーマシー」や「フレイル」といった高齢者の健康や医療は、高齢者自身のみならず国家的関心事である。

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ピックアップ
心疾患と認知症―循環器の立場から―

Cardio-Coagulation Vol.4 No.1, 27-32, 2017
池田義之 ほか

近年の人口の高齢化に伴い、認知症をはじめとした加齢性疾患の発症が増加している。さまざまな臨床研究により、認知症が心血管疾患、とりわけ高血圧というごく一般的な循環器疾患と関連があることが示されてきている。国内外の複数の研究により中年期高血圧がその後の認知症発症に関係することが明らかになっていることから、中年期からの血圧管理の重要性が注目されており、今後認知機能改善や認知症発症をエンドポイントとした降圧療法に関する大規模臨床試験が待たれる。

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ピックアップ
栄養とフレイル

WHITE Vol.5 No.2, 17-23, 2017
大塚礼

フレイルは高齢期に生理的予備能が低下することでストレスに対する脆弱性が亢進し、転倒、ADL低下、要介護状態、死亡などの転帰に陥りやすい状態を指す。また最近では、このような身体的問題に加えて、認知機能障害やうつなどの精神・心理的問題、独居や経済的困窮などの社会的問題を含む包括的な概念とされている。
フレイルの成因や悪化要因には低栄養が介在すると考えられている。本稿では高齢期にきたしやすい低栄養のリスク要因を概説するとともに、先行研究やわれわれのコホート研究の解析結果を踏まえながら、栄養とフレイルの関連について考察する。

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ピックアップ
高齢者の多剤併用における処方整理の考え方
―運動器慢性疼痛に対する鎮痛薬の処方整理を踏まえて―

Locomotive Pain Frontier Vol.5 No.2, 52-57, 2016
金子英司

多くの高齢者は複数の疾患を抱えており、各診療科を受診することでポリファーマシー(以下、多剤併用)に至るため、薬の飲み忘れ・飲み間違い、重複処方、薬物相互作用などによる有害事象のリスク増大という問題に直面することも少なくない。そこで、高齢者の多剤併用にともなう問題の解決に向けて、服薬アドヒアランス、製剤的特徴、エビデンスと各種情報からみた処方整理の考え方、さらに主な疾患別にみた処方整理の考え方を以下に示した。また、運動器慢性疼痛を抱える高齢者に対して鎮痛薬の処方整理を行う上での考え方を示し、最後に処方整理を適正に行うための対応についてまとめた。

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学会カレンダー

M-Reviewサイトアドバイザーの先生方よりご紹介いただいた注目の学会・研究会などをご紹介します。
※名前をクリックすると、M-Reviewに掲載されている先生の記事を読むことができます。

会期 学会名/会長 主会場
6/7~6/9 30 日本肝胆膵外科学会学術集会
遠藤格
横浜
パシフィコ横浜
6/7~6/9 28 抗ウイルス療法学会学術集会・総会
坂本直哉
札幌
北海道大学医学部学友会館フラテ大ホール
6/8~6/10 91 日本超音波医学会学術集会
中谷敏
神戸
神戸国際会議場 他
6/14~6/15 54 日本肝臓学会総会
西口修平
大阪
大阪国際会議場 他
6/14~6/16 10 日本関節鏡・膝・スポーツ整形外科学会(JOSKAS2018)
宗田大
福岡
福岡国際会議場 他
6/15~6/16 28 日本産婦人科・新生児血液学会学術集会
鮫島浩
宮崎
シーガイアコンベンションセンター
6/16~6/17 9 日本プライマリ・ケア連合学会学術大会
竹村洋典

三重県総合文化センター 他
6/21~6/23 38 日本骨形態計測学会
稲葉雅章
大阪
大阪国際交流センター

Editor's eye

サッカーW杯の開催まで、1ヵ月を切りました。
海外の代表メンバー情報が発表されつつありますが、日本の代表メンバーは5月31日に発表されます。 本大会は、日本時間の夜遅くから未明に開始される試合が多いので、サッカー好きの方は睡眠不足に気を付けて下さいね。

サッカーにまつわる話をもう1つ。
日本のプロサッカーリーグ、通称「Jリーグ」は今年で開幕25周年を迎えました。 1993年5月15日に国立競技場で行われたヴェルディ川崎と横浜マリノスの試合が開幕戦となりました。 この原点の日をいつまでも記憶していて欲しいとの願いを込めて、開幕20周年の2013年に5月15日を「Jリーグの日」と制定しています。
開幕初年のクラブ数は10、年間入場者数が約412万人でしたが、2017年にはクラブ数が54、年間入場者数は約1,079万人と大きな進化を遂げています。
Jリーグでは「地域に根差したスポーツクラブ」を目指し、その地域社会と一体となったクラブづくりを行いながらサッカーの普及、振興に努めています。 そのため、地域を代表する意味を込めて、チームの呼称を「地域名+愛称」としているそうです。
チーム名の由来を調べてみるとユニークなものが多いので、検索してみてください。

編集部S
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今すぐ知りたい最新の皮膚科学

[新刊アイ] 投稿日時:2018/04/25(水) 17:00

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新刊アイ

No.58 2018.04.25 発行:株式会社メディカルレビュー社

今すぐ知りたい最新の皮膚科学

「新刊アイ」では、“先生のコメントから読み解く新規刊行物の魅力”をお伝えいたします。
今号では、皮膚科学の基礎・臨床から皮膚科診療まで、皮膚科医が知っておきたい最新の動向を見開き完結スタイルでわかりやすくまとめた『WHAT'S NEW in 皮膚科学 2018-2019』のご紹介です。

目次
新刊案内『WHAT'S NEW in 皮膚科学 2018-2019』
アトピー性皮膚炎治療の新展開
抗体でみる鑑別診断
皮膚科的診断と治療

新刊案内

『WHAT'S NEW in 皮膚科学 2018-2019』

発行日 : 2018年4月16日
編 集 : 宮地良樹(みやち よしき)
所 属 : 京都大学名誉教授
編 集 : 常深祐一郎(つねみ ゆういちろう)
所 属 : 東京女子医科大学皮膚科准教授
常深祐一郎
WHAT’S NEW in 皮膚科学 2018-2019

ご略歴(常深先生)
1999年3月 東京大学医学部医学科卒業、1999年5月 東京大学医学部附属病院皮膚科研修医、2000年5月 国立国際医療センター皮膚科研修医、2001年4月~2005年3月 東京大学大学院医学系研究科学位取得、2005年4月~2010年3月 東京大学医学部皮膚科医員、助手、助教、2010年4月 東京女子医科大学皮膚科講師、2014年3月 東京女子医科大学皮膚科准教授。
専門領域:皮膚真菌症、乾癬、アトピー性皮膚炎、角化症、抗酸菌感染症、疥癬

本書の発刊に際し、編集の常深先生にお話をうかがいました。

――本書のご紹介をお願いいたします。
『WHAT'S NEW in 皮膚科学 2018-2019』はその名の通り、皮膚科学を取り巻く最新情報をコンパクトにギュッと濃縮して、最前線を俯瞰することができる書籍です。序文でも書きましたが、各記事がほどよい分量になっていますので通読することができ、皮膚科学や関連分野の進歩に追いつくことができます。自分で情報を漁っていては決して見つけられないような隅々まで最新情報が網羅されています。皮膚科の診療や皮膚科関連の研究をする際、本書の情報が頭にあれば、強力な武器となります。

――本書を編集されるなかで、苦労されたことはございますか?
当然のことですが、最新の情報を集めなければなりませんから、常にアンテナを張り巡らせて、情報収集をしていました。学会や講演会、雑誌、ネットなどいつも意識してネタをピックアップしました。企画内容が完成するまでは見聞きするもの全てで気が抜けない日々でした。

――本書タイトルの「What's new?」にちなんで、常深先生が最も興味をもたれている最近の皮膚科のトピックを教えてください。
生物学的製剤はどこまで皮膚科を支配するのか? 皮膚科に限らず医学のあらゆる分野で生物学的製剤の進歩は目を見張るものがあります。私自身、乾癬治療に生物学的製剤を用いていますが、その効果は絶大です。それを反映して、本書でも、「アトピー性皮膚炎にもバイオ」「蕁麻疹にもバイオ:オマリズマブによる蕁麻疹治療」「薬剤がどんどん増える! これからの乾癬治療はどうなる?」「メラノーマに対するニボルマブの効果は予測できる?」「抗PD-1抗体薬やBRAF/MEK阻害薬による完全奏効後は治療をやめられるか?」「抗PD-1抗体(ニボルマブ、ペンブロリズマブ)と抗PD-1抗体(ニボルマブ)+抗CTLA-4抗体(イピリムマブ)、どちらを先に使う?」「リツキシマブによる天疱瘡治療」と生物学的製剤関連の話題が盛りだくさんです。

――読者の先生方にメッセージをお願いいたします。
網羅された最新の情報、一流の執筆陣、通読可能な分量、電車の中でも読めるサイズ、無理なく購入できる価格…本書は計算し尽くされています。もう買いたくなりましたね!

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ピックアップ
アトピー性皮膚炎治療の新展開

喘息・アレルギー Vol.30 No.1, 66-69, 2017
菅谷誠

アトピー性皮膚炎は増悪・寛解を繰り返す、そう痒のある湿疹を主病変とする疾患である。最近になって病態の理解が進み、発症に重要な分子をターゲットにした治療が開発されてきた。IL-4/13受容体、IL-31、IL-12/23p40に対する抗体やJAK阻害薬、転写因子に対するデコイ軟膏などである。また以前から使用されていた抗ヒスタミン薬も、新規薬剤が本邦で使用できるようになり、プロアクティブ療法の普及への新しい展開もみられている。悪化因子の検索、ステロイドとタクロリムス軟膏の外用、保湿薬によるスキンケアといった標準治療を基本としつつ、難治例に対してはこれらの治療が有用な選択肢となろう。

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ピックアップ
抗体でみる鑑別診断

皮膚アレルギーフロンティア Vol.15 No.1, 31-36, 2017
松下貴史

膠原病は自己免疫現象を背景に、多臓器障害を特徴とする原因不明の慢性難治性疾患である。膠原病では患者血中に自己抗体が高率に検出され、特定の疾患や臨床症状と密接に相関する。よって自己抗体の同定は、膠原病の鑑別診断ならびに病型分類、経過の予測、治療方針の決定にきわめて有用である。また、一部の自己抗体(抗dsDNA抗体、抗MDA5抗体)は疾患活動性を反映するため、治療効果の判定に有用である。近年、多くの自己抗体がELISA法により簡便に測定できるようになり、膠原病における自己抗体の同定は、日常診療においてさらに重要なものとなってきている。

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ピックアップ
皮膚科的診断と治療

Diabetes Frontier Vol.27 No.3, 265-269, 2016
十一英子

糖尿病足病変は「神経障害や末梢血流障害を有する糖尿病患者の下肢に生じる感染、潰瘍、深部組織の破壊性病変」と定義されている。一口に糖尿病足病変といっても、いろいろな病変から進展して発症するため、糖尿病患者にはそれらの病変に対する治療が必要である。実際、胼胝を自分でけずった数日後にそこから感染を起こし、蜂窩織炎や深部感染症になり、下肢切断にまで至るという例はよくある。最近、抗菌剤内服で様子をみられ、受診時にはすでに骨が融解していて下肢切断が避けられない例が増えている。
足病変に限らず皮膚に異変があれば皮膚科を受診するため、糖尿病患者の増加に伴い皮膚科を受診する糖尿病患者も増加している。糖尿病患者の足では、皮膚の乾燥、亀裂、胼胝・鶏眼、足白癬・爪白癬、糖尿病性水疱、低温熱傷などが多い。

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学会カレンダー

M-Reviewサイトアドバイザーの先生方よりご紹介いただいた注目の学会・研究会などをご紹介します。
※名前をクリックすると、M-Reviewに掲載されている先生の記事を読むことができます。

会期 学会名/会長 主会場
5/16~5/18 26 日本乳癌学会学術総会
戸井雅和
京都
国立京都国際会館
5/16~5/18 22 日本がん分子標的治療学会学術集会
畠清彦
東京
都市センターホテル
5/17~5/18 71 日本酸化ストレス学会学術集会
内藤裕二
京都
京都ホテルオークラ
5/18 15 糖化ストレス研究会
米井嘉一
東京
東京ビッグサイト
5/20 - 日本透析医会研修セミナー 透析医療におけるCurrent Topics2018
秋澤忠男
東京
御茶ノ水ソラシティ
5/24~5/26 61 日本糖尿病学会年次学術集会
宇都宮一典
東京
東京国際フォーラム 他
5/25~5/27 18 日本抗加齢医学会総会
山田秀和
大阪
大阪国際会議場

Editor's eye

端午の節句(5月5日)の食べ物の1つである柏餅。
端午の節句に柏餅を食べる文化は江戸時代に江戸から始まりました。 その後、大名が江戸と国元を往復する参勤交代により全国に広まったそうです。
柏の木は新芽が育つまでは古い葉が落ちない特性があることから、柏餅は「子孫繁栄」の意味が込められた縁起の良い食べ物とされています。

また、4月~5月は新茶の季節ですね。 立春から数えて88日目の「八十八夜」(毎年5月2日頃)が茶摘みの最盛期になります。 八十八夜に摘まれた新茶を飲むと、一年間、無病息災で過ごせるという言い伝えがあります。
先日、静岡県で行われた今年の新茶の初取引は、1キロ109万円と史上最高値を記録しました。 この高級な新茶の香りと味が気になります。

柏餅と新茶の組み合わせで一息入れるのも良いですね。

編集部S
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前立腺がん検診ガイドライン 2018年版/大地からの贈り物 サラシア

[新刊アイ] 投稿日時:2018/03/23(金) 17:00

M-Review Hightlight
新刊アイ

No.57 2018.03.23 発行:株式会社メディカルレビュー社

前立腺がん検診ガイドライン 2018年版/大地からの贈り物 サラシア

「新刊アイ」では、“先生のコメントから読み解く新規刊行物の魅力”をお伝えいたします。
今号では、前立腺がん検診の疫学特性、検診発見癌に対する各種治療、検診の利益・不利益など前立腺がん検診の実際について記された『前立腺がん検診ガイドライン 2018年版』、糖尿病予防効果や関節リウマチ、血管病への効果が期待される機能性食品「サラシア」の有効成分や研究事例を解説した『大地からの贈り物 サラシア』のご紹介です。

目次
新刊案内『前立腺がん検診ガイドライン 2018年版』
性ホルモン低下療法に伴う骨粗鬆症
新刊案内『大地からの贈り物 サラシア』
植物製剤・漢方薬が果たす役割とは?

新刊案内

『前立腺がん検診ガイドライン 2018年版』

発行日 : 2018年2月27日
編 集 : 日本泌尿器科学会
 
前立腺がん検診ガイドライン 2018年版

大規模試験により癌死亡率低下効果が明らかとなった前立腺がん検診。
そのガイドラインが8年ぶりに改訂です。

今回のガイドラインは、「前立腺がん検診に携わるすべての医療者・保健行政担当者」を対象としています。泌尿器科のみならず、放射線科、公衆衛生を専門とする作成委員から構成されるメンバーで多面的に作成し、43のクリニカルクエスチョンから構成されています。
本ガイドラインが本邦の前立腺がん検診において受診者、医療者・保健行政担当者、それぞれの皆様の意志決定に寄与することを願っております。
(「改訂にあたって」より一部抜粋)

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ピックアップ
性ホルモン低下療法に伴う骨粗鬆症

THE BONE Vol.30 No.1, 77-83, 2016
高橋俊二

乳癌および前立腺癌は性ホルモン依存性腫瘍であり、女性ホルモンあるいは男性ホルモン抑制療法が標準治療であるが、その重要な副作用として骨量減少・骨粗鬆症が問題になっている。現在のエビデンスをまとめると、以下の4点である。①乳癌、前立腺癌に対する内分泌療法は有意な骨密度低下を伴う。②乳癌に対するアロマターゼ阻害薬(AI)については有意な骨折の増加を伴い、前立腺癌に対するアンドロゲン除去療法(ADT)についても骨折の増加を伴う可能性が高い。③乳癌内分泌療法中の患者にビスホスホネートおよびデノスマブを投与することにより骨量は増加する。前立腺癌に対するADT中の患者ではビスホスホネート、デノスマブ、SERM(ラロキシフェン、トレミフェン)の投与により骨量は増加する。④乳癌に対するAI治療中の患者においてビスホスホネートおよびデノスマブが、前立腺癌に対するADT中の患者においてトレミフェンおよびデノスマブが骨折リスクを減少させる。

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新刊案内

『大地からの贈り物 サラシア』

発行日 : 2018年2月10日
監 修 : サラシア属植物普及協会
 
大地からの贈り物 サラシア

日本や中国の和漢生薬をはじめ、インドのアーユル・ヴェーダ生薬や中近東のユナニー生薬など世界各地にいろいろな生薬が知られています。生薬は医療に用いられるだけでなく、食品や香粧品、農薬などとしても幅広く利用されており、また、生薬の成分が新しい医薬品または医薬リード化合物として創薬に寄与しております。このように生薬は人類にとって貴重な資産であり“大地からの贈り物”と言えます。
サラシア属植物は熱帯雨林地域に分布し、アーユル・ヴェーダ医学では糖尿病に有効であると伝承されてきました。現地では本植物の太い根や茎をくり抜いて作ったコップに水を入れて毎日飲むことで、糖尿病予防や初期治療が行われていました。
本書は、“サラシア”に関する高度な専門性と最新の学術的内容を包含しておりますので、機能性食品に興味を持たれる産学の研究者や医療関係者の方々に、“サラシア”をご理解して頂くための良き道しるべとなれば幸いです。
(「序文」より一部抜粋)

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ピックアップ
植物製剤・漢方薬が果たす役割とは?

排尿障害プラクティス Vol.24 No.2, 51-58, 2016
山岸梓 ほか

下部尿路症状(lower urinary tract symptoms;LUTS)の症状は多彩である。前立腺肥大症(benign prostate hyperplasia;BPH)、過活動膀胱(over active bladder;OAB)、慢性前立腺炎などさまざまな疾患にまたがっており、治療の焦点が絞りにくい。症状や患者に合わせて複数の治療薬を組み合わせることが多いが、西洋薬だけでは改善が難しい症状や、副作用のために西洋薬が使いにくい症例もある。植物製剤、漢方薬は会陰部の疼痛や不快感など、西洋薬での改善が難しい症状へも有効性が多く報告され、LUTS患者のQOL改善に大きく寄与している。その上、安全で長期使用にも適している。

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学会カレンダー

M-Reviewサイトアドバイザーの先生方よりご紹介いただいた注目の学会・研究会などをご紹介します。
※名前をクリックすると、M-Reviewに掲載されている先生の記事を読むことができます。

会期 学会名/会長 主会場
4/12~4/14 47 日本脊椎脊髄病学会学術集会
中村博亮
神戸
神戸ポートピアホテル 他
4/12~4/15 77 日本医学放射線学会総会
今井裕
横浜
パシフィコ横浜
4/20~4/22 45 日本血液浄化技術学会学術大会・総会
長尾尋智
名古屋
名古屋国際会議場
4/21 36 日本内分泌学会東北支部学術集会
佐藤文俊
仙台
東北大学医学部 星陵オーディトリアム
4/21~4/22 1 日本うつ病リワーク協会年次大会福島大会
佐久間啓
郡山
ビッグパレットふくしま

Editor's eye

富山県の名産物の1つに「ホタルイカ」があります。
ホタルイカは全長約7cmと小さく、青白い光を放つのが特徴です。 3~5月にかけてホタルイカが産卵のために海岸近くに現れるので、この時期の夜の富山湾では青白く光る幻想的な光景が見られます。
富山湾内の一部の海域では「ホタルイカ群遊海面」として海面が国の特別天然記念物に認定されています。
(ホタルイカ自体は天然記念物ではないので、食べることは大丈夫だそうです)

ホタルイカの大群が産卵のために海岸近くに現れる現象は「ホタルイカの身投げ」と言われています。ホタルイカの身投げは新月の夜に発生しやすいとされていますが、波や風の状態など様々な条件が揃わないと見られないそうなので、興味がある方は事前の情報収集をおすすめします。

4~5月の富山湾は蜃気楼が出現しやすいと言われています。
どちらも一度は見てみたい光景ですね。

編集部S
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日常診療をサポートする1冊/機能性表示食品を理解するために

[新刊アイ] 投稿日時:2018/02/22(木) 17:00

M-Review Hightlight
新刊アイ

No.56 2018.02.22 発行:株式会社メディカルレビュー社

日常診療をサポートする1冊/機能性表示食品を理解するために

「新刊アイ」では、“先生のコメントから読み解く新規刊行物の魅力”をお伝えいたします。
今号では、日常診療で遭遇頻度の高い疾患・症候を網羅し、各診療ガイドラインの内容を中心に診療・治療に必要な情報を掲載した『日常診療に活かす診療ガイドラインUP-TO-DATE 2018-2019』、機能性関与成分データと医師が知っておきたいサプリメントを領域別に掲載した『機能性表示食品DATA BOOK』【第3版】のご紹介です。

目次
新刊案内『日常診療に活かす診療ガイドラインUP-TO-DATE 2018-2019』
緑内障の薬物治療
新刊案内『機能性表示食品DATA BOOK』【第3版】
パーキンソン病とサプリメント

新刊案内

『日常診療に活かす診療ガイドラインUP-TO-DATE 2018-2019』

発行日 : 2018年1月31日
監 修 : 門脇孝(かどわき たかし)
所 属 : 東京大学大学院医学系研究科
糖尿病・代謝内科教授
監 修 : 小室一成(こむろ いっせい)
所 属 : 東京大学大学院医学系研究科
循環器内科学教授
監 修 : 宮地良樹(みやち よしき)
所 属 : 滋賀県立成人病センター病院長/
京都大学名誉教授
門脇孝
日常診療に活かす診療ガイドラインUP-TO-DATE 2018-2019

ご略歴(門脇先生)
1978年 東京大学医学部卒業、東京大学医学部附属病院第三内科医員を経て、1986年 アメリカ国立衛生研究所糖尿病部門客員研究員、1998年 東京大学大学院医学系研究科糖尿病・代謝内科講師、2001年 同助教授、2003年より現職。2011~2015年 東京大学医学部附属病院長を務め、現在に至る。

監修の門脇先生より、発刊に際してコメントをいただきました。

本書は、日本の代表的なガイドラインのエッセンスを紹介し、日常の診療現場で活用するためのマニュアル書籍です。『2018-2019年版』では質・量ともにさらなる充実を図り、2つの要素を追加しました。
1つ目として、総論「診療ガイドラインに関する基本知識」を掲載しました。そもそもガイドラインとは何か、果たす役割を正しく理解するため、Minds委員の中山健夫氏に、ガイドラインの診療上の位置づけや近年重要性が増す法的観点からみた診療ガイドラインなどについて解説していただきました。
2つ目として、近年、ガイドラインの発行が相次いだ状況を受けて、「がん・高齢者」の章を新設しました。
さらに、各章も必要に応じて新項目・ガイドラインを加え、実に176の疾患と225のガイドラインを収載し、ガイドラインを正しく解説・引用していただくため、できるだけガイドライン作成者に執筆いただきました。
各項目の「What’s new」と「アルゴリズム」、「最近の話題」を読むだけで、各診療ガイドラインの全体像と重要ポイント、最新の動向を把握することができ、多忙を極める医療従事者にとって、便利で役立つ構成・内容となっています。
本書が、多様な疾患の実地臨床に携わる医師、薬剤師などの医療者の方々に活用され、診療ガイドラインを活かした適切な診療の実現に役立つことを願います。

※特設サイトにて特徴やサンプルページなどの情報を掲載しております。
併せてご覧ください。
特設サイトURL:http://guideline.m-review.co.jp/

詳細はこちら

ピックアップ
緑内障の薬物治療

Frontiers in Glaucoma No.54, 46-54, 2017
小川俊平 ほか

緑内障診療ガイドライン(第3版)において、「緑内障は、視神経と視野に特徴的変化を有し、通常、眼圧を十分に下降させることにより視神経障害を改善もしくは抑制しうる眼の機能的構造的異常を特徴とする疾患である」と定義されている。緑内障治療の目的は患者の視機能維持であるが、現在のところ緑内障の進行を抑制することが証明されているのは眼圧下降治療のみである。
現在利用可能な点眼薬は9系統、20種類を超えており、薬物療法が全盛の時代といえる。そのため、手術療法に至る症例は減少したといわれることも多い。しかし、実臨床においては診察で十分な眼圧下降が得られていても視野障害が進行する症例が存在する。病因として眼圧以外の因子の影響、そしてアドヒアランスの影響が示唆される。複数の点眼薬による治療を確実に行い、眼圧は低下しているにもかかわらず視野障害が進行する症例には、血流改善や神経保護など新たな治療法が求められている。他方、アドヒアランスの低下もしくは変動のために視野障害が進行する症例には、複数の点眼薬による管理からの解放が必要となるだろう。

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新刊案内

『機能性表示食品DATA BOOK』【第3版】

発行日 : 2017年12月10日
監 修 : 日本抗加齢協会
 
機能性表示食品DATA BOOK【第3版】

2015年4月に開始した機能性表示食品制度普及のため、消費者庁「機能性表示食品の届出等に関するガイドライン」に沿って専門医によるエビデンス評価などを行い、機能性関与成分をまとめた唯一のデータブック。2016年発行の第2版からさらに、機能性関与成分や機能性表示食品の届出書作成におけるチェックシートを追加した待望の第3版。

詳細はこちら

ピックアップ
パーキンソン病とサプリメント

Frontiers in Parkinson Disease Vol.10 No.1, 48-51, 2017
頼高朝子

Q1:サプリメントとは、法律の規制はあるのか?
A:米国では、「サプリメント」とは日常生活で不足しやすい栄養成分の補給や保険の用途に適する食品のうち、錠剤カプセルなど通常の食品の形でないものをいうが、わが国での行政的な定義はない。食品衛生法と薬機法(医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)により定義され、食品は、医薬品および医薬部外品以外の飲食物とされる。

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学会カレンダー

M-Reviewサイトアドバイザーの先生方よりご紹介いただいた注目の学会・研究会などをご紹介します。
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会期 学会名/会長 主会場
3/2~3/3 52 糖尿病学の進歩
井口登與志
福岡
福岡国際会議場 他
3/8~3/9 54 日本腹部救急医学会総会
山本雅一
東京
京王プラザホテル
3/15~3/18 43 日本脳卒中学会学術集会(STROKE2018)
鈴木倫保
福岡
福岡国際会議場 他
3/17~3/18 8 日本腎臓リハビリテーション学会学術集会
上月正博
仙台
仙台国際センター
3/23~3/24 13 日本統合失調症学会
大森哲郎
徳島
あわぎんホール(徳島県郷土文化会館)
3/23~3/25 82 日本循環器学会学術集会
澤芳樹
大阪
大阪国際会議場 他

Editor's eye

2月9日から開幕した平昌オリンピック。 今大会には史上最多の92の国・地域が参加しています。
メイン会場周辺の2月の平均気温は、同じ時期の札幌よりも低いそうです。 風が強い夜に行われていたスキージャンプの試合をテレビ中継で見ていましたが、本当に寒そうでした。

日本の金メダル第1号となったのは、17日に行われたフィギュアスケート男子シングルの羽生結弦選手。 大会前から大きな話題となっていましたが、この種目では66年ぶりとなる2連覇を見事成し遂げました。 このメダルが冬季オリンピック通算1,000個目の金メダルとなったことは、何か特別なものを感じます。 また、同じ種目で宇野昌磨選手も銀メダルを獲得し、ダブル表彰台となったことも注目されていましたね。
翌日にはスピードスケート500m女子の小平奈緒選手が金メダルを獲得し、日本の獲得メダル数が今までの最多となる1998年の長野オリンピック(10個)に並びました。
21日にはスピードスケート女子チームパシュートで金メダルを獲得し、 メダル獲得数が11個に更新されました。今後もメダルの数が増えるかもしれませんね。

閉幕まであと数日となりましたが、閉会式当日まで競技が行われます。最後まで日本選手団の活躍に期待しています。

編集部S
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ポケット判 治療薬UP-TO-DATE 2018/ホルモンのしくみ ―疾患別ケアのポイント―

[新刊アイ] 投稿日時:2018/02/02(金) 17:00

M-Review Hightlight
新刊アイ

No.55 2018.02.02 発行:株式会社メディカルレビュー社

ポケット判 治療薬UP-TO-DATE 2018/ホルモンのしくみ ―疾患別ケアのポイント―

「新刊アイ」では、“先生のコメントから読み解く新規刊行物の魅力”をお伝えいたします。
今号では、各種現場で役立つ最新の医薬品情報を凝縮した、白衣に収まるサイズの医薬品事典『ポケット判 治療薬UP-TO-DATE 2018』、様々な部位で分泌されるホルモンの働きやホルモンが引き起こす病気についてまとめた『ホルモンのしくみ ―疾患別ケアのポイント―』のご紹介です。

 

【お知らせ】
新刊アイ No.53(2017.11.24発行)でご紹介した書籍『てんかんの教科書』の特設サイトを開設いたしました。
書籍の特徴や構成、著者の先生方のコメントや試し読みのコーナーを掲載しております。
また、PDF版や電子書籍サイトでの購入もできるようになりました。是非ご覧ください。
特設サイトURL:http://epilepsy-textbook.m-review.co.jp/

目次
新刊案内『ポケット判 治療薬UP-TO-DATE 2018』
脂質代謝異常に関する薬剤
新刊案内『ホルモンのしくみ ―疾患別ケアのポイント―』
消化管ホルモンによる食欲調節

新刊案内

『ポケット判 治療薬UP-TO-DATE 2018』

発行日 : 2018年1月20日
監 修 : 矢﨑義雄(やざき よしお)
所 属 : 国際医療福祉大学総長
 
ポケット判 治療薬UP-TO-DATE 2018

ご略歴(矢﨑先生)
東京大学医学部卒業。米国ハーバード大学、タフツ大学に留学後、東京大学医学部教授、東京大学医学部長、日本内科学会理事長、日本循環器学会理事長、日本医学会副会長、第28回日本医学会総会会頭などを歴任。2000年 国立国際医療センター総長、2004年から独立行政法人国立病院機構理事長を務め、全国144の国立大学を一括管理運営する国立病院機構の責任者として、提供する医療の質の向上と経営基盤の安定化に手腕を発揮。2012年より国際医療福祉大学総長に就任。

監修の矢﨑先生に本書の特徴をうかがいました。

「治療薬UP-TO-DATE」は医療従事者が臨床現場にて最新の医薬品情報を把握できるよう、毎年全面的に見直し、更新を行ってまいりました。
2018年版においては、今後さらに問題となる高齢者のポリファーマシーへの正しい知識を深めていただけるよう、「高齢者への薬物投与の基礎知識」について解説を加えていただきました。さらに、臨床で役立つ投薬・休薬等の情報を付録に追加し、すべての項目で使いやすさ、見やすさのための工夫を施しました。
患者さんが求める安全、安心で質の高い医療を、すべての医療従事者が恒常的に提供できるよう、本書がお役に立てれば大変幸甚に存じます。
(序文より抜粋)

※特設サイトにて特徴やポイント、購入者特典などの情報を掲載しております。
併せてご覧ください。
特設サイトURL:http://uptodate.m-review.co.jp

詳細はこちら

ピックアップ
脂質代謝異常に関する薬剤

高尿酸血症と痛風 Vol.25 No.1, 78-81, 2017
角谷美樹 ほか

高尿酸血症のうちの80%程度がほかの生活習慣病を合併し、なかでも脂質異常症の合併率は50~60%程度と非常に高い。脂質異常症は動脈硬化のリスク因子であり、高尿酸血症もリスク因子である可能性が示唆されており、いずれも治療介入が必要である。脂質異常症の治療薬のなかには、血清尿酸値を低下させる作用を併せもつ薬剤も報告されており、高尿酸血症を合併する脂質異常症に対して使用が勧められている。本稿では脂質代謝異常に関する各薬剤の、尿酸代謝への影響について述べる。

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新刊案内

『ホルモンのしくみ ―疾患別ケアのポイント―』

発行日 : 2017年11月22日
編 集 : 赤水尚史(あかみず たかし)
所 属 : 和歌山県立医科大学内科学第一講座教授
 
ホルモンのしくみ ―疾患別ケアのポイント―

ホルモンの発見や内分泌の概念は19世紀後半から始まった。比較的新しい領域と言えるが、その後の内分泌学の進歩は素晴らしく、次々と新たなホルモンが発見され、それらの構造や機能が明らかにされてきた。さらに、ホルモンの産生機構、分泌様式や制御機構、受容体を介する情報伝達機構などが相次いで解明され、学問体系の一つとして位置づけられるに至っている。ホルモンが全身に作用することから、内分泌系は神経系や免疫系とともに臓器横断的なシステムであり、「生体の恒常性の維持や小児の成長や生殖を介した種の保存などに必須な機能を果たす」という特徴的な役割を担っている。
一方、内分泌学の進歩に伴って、内分泌学的異常による様々な疾患が見出され、それらの病因や病態が解明されてきた。必然的に内分泌学やホルモンは多くの疾患の診断や治療などに応用されるようになってきた。実際、ホルモンまたはその誘導体が様々な疾患の診断薬や治療薬として開発されている。さらに、ホルモン受容体も創薬のターゲットとなり、極めて多くの拮抗薬・刺激薬・修飾薬が臨床応用されてきており、内分泌学の臨床面での貢献は極めて高いと言える。
(巻頭言より抜粋)

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ピックアップ
消化管ホルモンによる食欲調節

Diabetes Frontier Vol.28 No.2, 169-173, 2017
上野浩晶 ほか

消化管は食物の消化や栄養素の吸収のみならず、多くの消化管ホルモンを分泌することでブドウ糖代謝、食欲、消化管運動、消化酵素や腸液の分泌調節、循環調節などの生理作用にもきわめて重要な役割を担っている。本稿では、中枢神経系における食欲調節メカニズムを概説した後に、消化管で産生される各種ホルモンによる食欲調節機構について、中枢神経系との機能連関を含めて概説する。

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学会カレンダー

M-Reviewサイトアドバイザーの先生方よりご紹介いただいた注目の学会・研究会などをご紹介します。
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会期 学会名/会長 主会場
2/9~2/11 29 日本臨床微生物学会総会・学術集会
三鴨廣繁
岐阜
長良川国際会議場 他
2/10 23 アトピー性皮膚炎治療研究会シンポジウム
中村晃一郎
さいたま
大宮ソニックシティ
2/15~2/17 42 日本角膜学会総会(角膜カンファランス2018)
近間泰一郎
広島
グランドプリンスホテル広島
2/22~2/23 51 日本痛風・核酸代謝学会総会
久留一郎
米子
米子コンベンションセンター
2/23~2/24 41 日本脳神経外傷学会
横田裕行
東京
東京ドームホテル
2/24~2/25 19 日本正常圧水頭症学会
徳田隆彦
京都
京都テルサ

Editor's eye

2017年、神戸と上野で「怖い絵」展が開催されました。
約80点の西洋絵画・版画が展示され、視覚的な怖さだけではなく、作品に隠されたストーリーを知ることで更に怖さを感じる新感覚の展覧会として話題を呼び、61万人を超える来場者を記録したそうです。

この展覧会を特別監修したドイツ文学者・作家の中野京子氏によるコラム(名画で読む「骨」の物語)が2015年から4回にわたり弊誌『O.li.v.e.―骨代謝と生活習慣病の連関―』で連載されました。名画の解説と共に、名画に隠されたストーリーの中から骨に関する内容を紹介しています。

コラムの冒頭部分は、M-Reviewの記事ページ(下記リンク先)から読むことができます。
興味のある方は、是非ご覧ください。
 第1回 スペイン・ハプスブルク家
 第2回 リチャード3世の骨
 第3回 骨なしヴァランタンとロートレック
 第4回 頭蓋骨は何を語る?

編集部S
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