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高齢者の健康長寿をサポートするために

[新刊アイ] 投稿日時:2017/09/22(金) 17:00

M-Review Hightlight
新刊アイ

No.51 2017.09.22 発行:株式会社メディカルレビュー社

高齢者の健康長寿をサポートするために

「新刊アイ」では、“先生のコメントから読み解く新規刊行物の魅力”をお伝えいたします。
今号では、認知症・サルコぺニアの予防の考え方や保健指導のポイント、地域包括ケアの仕組みを解説した『予防の観点で考える 認知症・サルコぺニア~生活習慣改善に基づく指導とケア~』のご紹介です。

目次
新刊案内『予防の観点で考える 認知症・サルコぺニア
 ~生活習慣改善に基づく指導とケア~』
認知症の地域連携
ストレスと認知機能アンチエイジング
女性の体力と動脈硬化

新刊案内

『予防の観点で考える 認知症・サルコぺニア
 ~生活習慣改善に基づく指導とケア~』

発行日 : 2017年9月15日
監 修 : 松澤佑次(まつざわ ゆうじ)
編 著 : 野口緑(のぐち みどり)
編 著 : 船橋徹(ふなはし とおる)
 
予防の観点で考える 認知症・サルコぺニア

超高齢社会の代表的疾患として挙げられる認知症とサルコペニア。その予防には生活習慣病の改善が最善の手段であることが、医師・看護師・保健師によりエビデンスに基づいて述べられています。実際の指導とケアも紹介しており、地域包括医療に携わる医療スタッフ必読の内容です。

本書は次のポイントを網羅するよう構成しています。
① 認知症やサルコペニアの予防について課題意識を深める
② 認知症やサルコペニアの概要と予防の考え方を学ぶ
③ 回避するための具体的な保健指導法について学ぶ
④ 認知症、サルコペニアの初期例への対応を知る

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ピックアップ
認知症の地域連携

精神科臨床 Legato Vol.2 No.3, 36-40, 2016
朝田隆

精神科領域における認知症の地域連携を、まず認知症施策の現状と方向性を略述し、次に精神医療サービスと関係の深い認知症疾患医療センターについて精神科病院に注目して説明した。そしてわが国の精神科病院の特徴をふまえて認知症医療に関わる精神科医の役割と課題について述べた。最後に連携を強化するための私案を紹介した。
高齢化社会が加速しつつある今日、精神科臨床においても高齢者への医療サービスの比重がさらに増しつつある。特に認知症患者とその家族へのサービスについては日々注目度が高まってきたという印象がある。さて地域連携とは、医療圏や診療圏などある範囲の地域に属する医療機関同士が、それぞれの機能を活かして、患者紹介などの連携をとる医療体制のことである。かかりつけ医と病院との病診連携、一般病棟、療養型やリハビリ病院、特定機能病院などにおける病病連携によるネットワークの形成を目的とする。

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ピックアップ
ストレスと認知機能アンチエイジング

アンチ・エイジング医学 Vol.12 No.4, 51-57, 2016
布村明彦

ストレス学の父、ハンス・セリエ(Selye H、1907~1982年)は、刺激が加わったときに生体が示す反応をストレスと呼び、ストレス反応を引き起こす物理的、化学的、生物的、ならびに精神的な刺激を「ストレッサー」と呼んだ。今日一般には、これらストレッサーに、あるいはストレッサーとストレス反応の両者に「ストレス」の用語を当てはめて用いられ、とりわけ心理社会的なストレスを意味する場合が多い。「ストレス時代」あるいは「ストレス社会」と呼ばれるように、ストレスが蔓延している現代において、ストレスに関する社会的関心も高まり、労働衛生の現場で2015年12月に「ストレスチェック制度」が導入されたことは記憶に新しい。精神科臨床におけるうつ病、社交不安障害、心的外傷後ストレス障害(post traumatic stress disorder:PTSD)、アルコール使用障害、不眠などとストレスとの関連はもちろんのことであるが、最近では発達障害や認知症とストレスとの関連も論じられている。

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ピックアップ
女性の体力と動脈硬化

WHITE Vol.3 No.1, 76-81, 2015
林貢一郎 ほか

女性は男性と比較して約10年寿命が長い。これには全死亡率のおよそ30%を占める心血管系疾患の発症率の性差が、強く寿命の性差に寄与している。動脈硬化指数(動脈スティフネス)の増大は心血管系疾患発症の独立した危険因子であり、その性差や性ホルモン(特にエストロゲン)の関与についても多くの研究がなされている。日常での身体活動量の増加(トレーニングも含む)は、筋力や全身持久力などの体力を向上させ、また、心血管系疾患の発症リスクを低下させる。動脈硬化指数についても、特にウォーキングやジョギングといった有酸素性運動トレーニングの有益性については、多くのエビデンスがある。筋力トレーニングは骨粗鬆症やサルコぺニアを予防する有効な介護予防手段といえるが、このような筋力トレーニングが動脈硬化指数に及ぼす影響についても検討が進んでいる。これらの運動と動脈硬化の関係に関する研究分野の発展は、多くの日本人研究者の努力によるところが大きい。

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学会カレンダー

M-Reviewサイトアドバイザーの先生方よりご紹介いただいた注目の学会・研究会などをご紹介します。
※名前をクリックすると、M-Reviewに掲載されている先生の記事を読むことができます。

会期 学会名/会長 主会場
9/28~9/30 45 日本臨床免疫学会総会
渡辺守
東京
京王プラザホテル
9/30~10/1 20 日本栓子検出と治療学会
北川一夫
東京
ステーションコンファレンス東京
10/7~10/8 38 日本肥満学会
下村伊一郎
大阪
大阪国際会議場
10/12~10/15 59 日本消化器病学会大会(JDDW2017 FUKUOKA)
杉山政則
福岡
福岡国際会議場 他
10/13~10/15 39 日本臨床栄養学会総会
横手幸太郎
千葉
幕張メッセ
10/20~10/22 79 日本血液学会学術集会
木崎昌弘
東京
東京国際フォーラム

Editor's eye

9月23日は「万年筆の日」です。
1809年9月23日にイギリスのフレデリック・バーソロミュー・フォルシュが金属製の軸内にインクを貯蔵できる筆記具を考案して特許を取得したことから、この日が万年筆の日とされています。当時としてはかなり画期的な発明で、「fountain pen」(泉のペン)や「stylographic pen」(鉛筆画法のペン)と呼ばれていました。
万年筆は、「筆圧をかけずに字が書けること」 「使うほどに手に馴染んでくること」が特徴です。お手入れは必要ですが、長く使い続けられるものなので愛用者も多いようです。

偶然にも、最近万年筆に触れる機会がありました。最初は力の加減が分からず苦戦もしましたが、慣れると書きやすいですね。ボールペンやシャープペンシルとは違った感覚が味わえます。
万年筆は高級文具のイメージがありますが、1,000円台で買えるものや100円ショップで買えるものもあります。インクの色も豊富なので、調べていたら気になってしまいました。

編集部S
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ベストセラー「なぜシリーズ」の第3弾!プレゼンテーションのコツとは?

[新刊アイ] 投稿日時:2017/08/25(金) 17:00

M-Review Hightlight
新刊アイ

No.50 2017.08.25 発行:株式会社メディカルレビュー社

ベストセラー「なぜシリーズ」の第3弾!プレゼンテーションのコツとは?

「新刊アイ」では、“先生のコメントから読み解く新規刊行物の魅力”をお伝えいたします。
今号では、昨年7月に発売以降、発行累計3万部を突破したベストセラー『なぜあなたは論文が書けないのか?』 『なぜあなたの研究は進まないのか?』に続く第3弾、あらゆる場で活用できるプレゼン術をまとめた『なぜあなたの発表は伝わらないのか? できてるつもり!? そこが危ないプレゼンテーション』のご紹介です。

目次
新刊案内『なぜあなたの発表は伝わらないのか?
 できてるつもり!? そこが危ないプレゼンテーション
第52回日本肝癌研究会
意外と気付かれていないコミュニケーションで大切なこと
わが国における栄養教育の現状と課題(特集にあたって)

新刊案内

『なぜあなたの発表は伝わらないのか?
 できてるつもり!? そこが危ないプレゼンテーション

発行日 : 2017年8月10日
著 者 : 佐藤雅昭(さとう まさあき)
所 属 : 東京大学医学部附属病院呼吸器外科講師
佐藤雅昭
なぜあなたの発表は伝わらないのか?
順天堂大学大学院医学研究科呼吸器外科学教授 鈴木健司氏推薦!

“「論文と発表は研究の両輪である」
これはまさに言い得て妙で、私たちが肝に銘じるべき言葉です。両輪を回して、世界へ羽ばたく研究者へ、必読の書。”

ご略歴(佐藤先生)
1999年京都大学医学部卒業。2003年よりトロント大学へ留学し、Ph.D.を取得。臨床の傍らトロント肺移植プログラムの慢性拒絶研究で中心的役割を果たし、2010年に新たな概念、restrictive allograft syndrome(RAS)を提唱して同分野に大きなインパクトを与えた。2011年京都大学に帰学、2015年に東京大学に異動し、大学や国境を越えて研究を継続。世界的に注目を集める気管支鏡下肺マッピング(VAL-MAP)法を開発し、国内多施設共同研究、2016年に開始した先進医療でPIを務める。
一方で、多くの若手医師・研究者、大学院生の研究、学会発表、論文執筆を指導。ロングセラーのHow Toシリーズに続くなぜシリーズでは、自身の経験を元にしたトラブルシューティングという新しい切り口で年代・領域を問わず多くの読者を勇気づけ、ベストセラーとなった。

本書の発刊に際し、著者の佐藤先生にお話をうかがいました。

――本書の執筆に込められた思いをお聞かせください。
プレゼンは、とくに日本語の場合、何となくできてしまいます。ある程度場数を踏むことで満足してしまい、それ以上進歩しない人が多いのです。論文とちがって「できない」という意識が生まれにくいのがプレゼンです。本書のサブタイトルにある通り、しかし実はそこが危ない!ということで今回の執筆に至りました。

――本書はどのような方に読んでいただきたいとお考えですか?
発表、プレゼンの機会のあるすべての方です。職業柄、具体例が医学ネタにやや偏っていますが、内容は医学や理系に限らず、また日本語、英語、その他の言語に限らず、あらゆるプレゼンテーションに共通のものだと思います。アマゾンでも「ビジネス実用書」に分類されているようですね。 いろいろな方のお役に立てていただければと思います。

――読者の方へメッセージをお願いいたします。
昨年出させていただいた「なぜシリーズ」と同じく、2~3時間もあれば、例えば電車の中でもさらっと読めるし、何度でも必要なところから読み返せる構成になっています。しかしその内容は表面的なテクニックの寄せ集めではなく、どうやって伝えるかという問題から、結局何を伝えたいのかという自分への問い、そして伝える内容の洗練・深化という自分がとりくむテーマの本質に関わる部分に至る、それなりに深い内容になっています。若手からベテランの方まで、少しでも自分のプレゼンテーションに疑問がある方には、ぜひ手に取っていただければと思います。

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ピックアップ
第52回日本肝癌研究会

The Liver Cancer Journal Vol.8 No.2, 121-123, 2016
泉並木

第52回日本肝癌研究会の会長を拝命し、7月1、2日に虎ノ門ヒルズフォーラムで開催しました。会員医師など1,000名を超える人にご参加いただき、大変盛り上がった会になりました。日本肝癌研究会は内科、外科、放射線科、病理など異なる専門の医師が一堂に会して、それぞれの立場から議論する有意義な会だと思っています。
C型肝炎ウイルスが、内服抗ウイルス薬の12週間の治療によって大多数の患者でウイルス排除(sustained virologic response:SVR)が得られ、しかもこれまでのインターフェロンではウイルス排除が困難であった代償性肝硬変患者に対してSVRが得られるようになりました。そこで、今後肝癌診療に2つの大きな変化が生じると予想されます。1つは、SVRを得ることによって肝硬変が進行せず肝機能の悪化が防げることです。そのため肝癌治療のアルゴリズムが変化すると考えられます。2つ目はSVRを得ることによって、肝発癌リスクが変化するため、サーベイランスシステムを変更する必要があるかどうかについて討議する必要が出てきます。そこで、高率にウイルス排除が得られるようになった年を反映して第52回日本肝癌研究会のメインテーマを、「肝癌診療新たなステージへ」にいたしました。

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ピックアップ
意外と気付かれていないコミュニケーションで大切なこと

THE LUNG perspectives Vol.23 No.3, 91-94, 2015
今村かほる

意外と気付かれていないことですが、ことばをやりとりする時、私たちは、ことばという記号に含まれる「内容・情報そのもの」について伝えるだけでなく、それを話している「自分」に関する情報も一緒に乗せて会話しています。ことばの選び方や話す速度、声の調子や話す態度などで、ちょっとした性格もわかります。つまり、平たく言ってしまえば、難しい漢語や専門用語、外国語などを多用する人は、自分が知っていることをみんなが知っていて当たり前だと思っている「自己中心的なタイプだ」とか、自分の知識の量をひけらかす「いけすかない嫌な奴だ」とか、話し方が速い人は、頭の回転が速いので「頭がいい」とか、逆に「せっかちだ」というような評価をされることもあります。また、声の小さな人に対して「元気がない」とか、「おとなしい」などと判断することはないでしょうか?

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ピックアップ
わが国における栄養教育の現状と課題(特集にあたって)

栄養-評価と治療 Vol.31 No.2, 12-13, 2014
佐々木雅也

わが国の医学教育においては、栄養学は重視されてこなかった。そのため、医師の栄養学に関する知識は高くないのが問題とされている。一方、管理栄養士は臨床栄養の現場で中心的な役割を担う立場であるが、実践的な教育時間が限られているために多様な病態の理解についていけず、個々の病態栄養に応じた栄養管理を遂行する能力は十分でないといわれている。近年、栄養管理がすべての患者における基本的医療であることが再認識され、医師、管理栄養士のほか、歯科医師、薬剤師、看護師、臨床検査技師、さらには理学療法士や言語聴覚士などが組織横断的なチームを結成し、栄養サポートチーム(NST)として活動を展開している。しかし、それぞれの専門職における栄養教育の時間はきわめて少ないのが現状である。本特集では、医師、管理栄養士、看護師、薬剤師に対する栄養教育の現状と問題点について解説していただくほか、学会主導の栄養教育や認定・資格に関する現状についても紹介していただいた。本誌の読者が、臨床栄養・栄養学の知識とスキルのさらなる向上をどこでどのようにして得ることができるのか、参考にしていただければ幸いである。

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学会カレンダー

M-Reviewサイトアドバイザーの先生方よりご紹介いただいた注目の学会・研究会などをご紹介します。
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会期 学会名/会長 主会場
9/1~9/2 37 日本眼薬理学会
山本哲也
高山
高山市民文化会館
9/8~9/9 37 鎮痛薬・オピオイドペプチドシンポジウム
下山直人
東京
東京慈恵会医科大学 大学1号館 3階講堂
9/14~9/15 24 日本門脈圧亢進症学会総会
國土典宏
東京
東京コンベンションホール
9/16~9/21 58 日本神経学会学術大会
宇川義一
京都
国立京都国際会館
9/16~9/21 23 世界神経学会議
水澤英洋
京都
国立京都国際会館
9/17~9/18 28 日本在宅医療学会学術集会
飯島勝矢
東京
京王プラザホテル

Editor's eye

本日8月25日は、「川柳発祥の日」です。
現在では柄井(からい)川柳の名でなじみ深い江戸浅草の名主、柄井八右衛門が無名庵(むみょうあん)川柳を名乗り、句の投稿会とも言える最初の「万句合(まんくあわせ)」を興行したのが、今からちょうど260年前の1757(宝暦7)年旧暦8月25日。それを記念して川柳学会が制定しました。

伝統的な川柳の三要素に、「うがち・かるみ・おかしみ」というものがあります。
見落としがちな物事の本質に目を向ける「うがち」、それをサラリと言ってのける「かるみ」、このふたつが合わさることでうまれるおもしろさを「おかしみ」と言うそうです。
こうしてみると、いかにも江戸っ子らしい粋な文化ですね。

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6年ぶりに改訂!腎癌の日常診療における必携の一冊

[新刊アイ] 投稿日時:2017/07/21(金) 17:00

M-Review Hightlight
新刊アイ

No.49 2017.07.21 発行:株式会社メディカルレビュー社

6年ぶりに改訂!腎癌の日常診療における必携の一冊

「新刊アイ」では、“先生のコメントから読み解く新規刊行物の魅力”をお伝えいたします。
今号では、前版(2011年発行)から大きく変化した診断・治療法を盛り込み、最新の腎癌診療を解説した『腎癌診療ガイドライン2017年版』のご紹介です。

目次
新刊案内『腎癌診療ガイドライン2017年版』
馬蹄腎の3D血管イメージングと3Dプリンターを用いた臓器造形
―馬蹄腎に伴った左下極腎細胞癌手術―
免疫チェックポイント阻害薬の臨床:腎細胞がんおよび尿路上皮がん
ソラフェニブの開発

新刊案内

『腎癌診療ガイドライン2017年版』

発行日 : 2017年7月8日
編 集 : 日本泌尿器科学会
 
腎癌診療ガイドライン2017年版

2016年には腎癌領域で大きな動きが2つありました。1つは外科療法におけるロボット支援腎部分切除術の保険収載であり、もう1つは分子標的薬中心の薬物療法における新たな免疫チェックポイント阻害薬の腎癌への適応拡大の承認です。また、監視療法、それに絡む腎腫瘍の生検等は、多くの臨床医が興味のある内容と考えます。これらを反映して、分野数は第2版の4から6へと増加し、CQ数も24から29になりました。
本ガイドラインが本邦の腎癌診療において、患者と医療者の意志決定に寄与することを祈念いたします。

(「改訂にあたって」より一部抜粋)

詳細はこちら

ピックアップ
馬蹄腎の3D血管イメージングと3Dプリンターを用いた臓器造形
―馬蹄腎に伴った左下極腎細胞癌手術―

Nephrology Frontier Vol.14 No.3, 56-60, 2015
山本徳則 ほか

腎臓は後腎の発育により発生するが、左右の後腎が仙骨部の中央部から第2腰椎の高さに上昇する過程において、両側腎が腎下極(稀に腎上極)で融合する(峡部)回転異常を伴った先天性疾患を馬蹄腎と言う。発生頻度は400人に1人と言われており、形態上は、通常よりも低く正中側に位置し、尿管は腎の前面で正中側を下行する。支配血管は多様性であり、腎動脈の分岐異常は60~74%に認められる。支配血管が多様な上、血管分布に対してCrawfordは外科的立場から簡潔に、Ⅰ群:一対の主幹動脈が大動脈より分岐するもの、Ⅱ群:一対の主幹動脈と1ないし4本の小動脈が大動脈ないし腸骨動脈から分岐するもの、Ⅲ群:多数の小動脈が大動脈ないし腸骨動脈から分岐するものの3群に分類している。複雑な腎臓血管に加え、さらに回転異常、下極融合(峡部)を伴い複雑な3D構造を有する。手術的な面から解剖学的特徴としては栄養血管が多彩なこと、峡部の存在があげられる。

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ピックアップ
免疫チェックポイント阻害薬の臨床:腎細胞がんおよび尿路上皮がん

Pharma Medica Vol.34 No.10, 41-47, 2016
冨田善彦

それまでサイトカインのみが若干の有効性を示すにすぎなかった腎細胞がんに対する薬物療法は、2008年、進行性腎細胞がんに対しソラフェニブが薬事承認され、続いてスニチニブ、アキシチニブ、パゾパニブのtyrosin kinase inhibitor(TKI)や、エベロリムス、テムシロリムスのmTOR阻害薬が導入されて大きく変わった。この結果、進行性腎細胞がん患者の予後は改善されたが、これら分子標的薬を用いても生存期間の延長は認められるものの、長期にわたる完全奏効は非常にまれである。これは、血管新生の阻害や、細胞増殖のシグナル伝達をブロックし、一時的に奏効したとしても、腫瘍細胞が別の機構により、再度増殖能を獲得することが多いためと考えられる。

記事を読む

ピックアップ
ソラフェニブの開発

Thyroid Cancer Explore Vol.2 No.1, 83-87, 2016
塚田克也

ソラフェニブ(BAY 43-9006)は、トシル酸塩であるBAY 54-9085の有効成分(遊離塩基)であり、複数のキナーゼを標的とする経口の抗悪性腫瘍薬である。In vitroにおいて腫瘍細胞の増殖に関わるキナーゼ(CRAF、BRAFおよび変異型BRAF、KIT、RET、FLT-3)、腫瘍血管新生に関わるキナーゼ(VEGFR-1、VEGFR-2、VEGFR-3およびPDGFR-β)に対する阻害活性を有し、in vivoにおいて、腎細胞癌および肝細胞癌をはじめ、各種腫瘍の移植モデルにおいて抗腫瘍効果を示すことが明らかになっている。

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学会カレンダー

M-Reviewサイトアドバイザーの先生方よりご紹介いただいた注目の学会・研究会などをご紹介します。
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会期 学会名/会長 主会場
7/22~7/23 32 日本皮膚外科学会総会・学術集会
中村泰大
さいたま
大宮ソニックシティ
7/27~7/28 26 日本がん転移学会学術集会・総会
土岐祐一郎
大阪
大阪府立国際会議場
7/27~7/29 35 日本骨代謝学会学術集会
田中良哉
福岡
ホテル日航福岡
7/29~7/30 35 日本美容皮膚科学会総会・学術大会
山田秀和
大阪
グランフロント大阪
8/5 8 日本脳血管・認知症学会学術総会(VAS-COG Japan 2017)
内山真一郎/小室一成
東京
虎ノ門ヒルズフォーラム

Editor's eye

先日、「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」が新たに世界遺産に登録されました。 日本では21件目の世界遺産になります。
世界遺産は「文化遺産」「自然遺産」「複合遺産」の3つに分類されており、日本では文化遺産が17件、自然遺産が4件登録されています。

今回の沖ノ島を含む日本の文化遺産は、複数の資産で構成されているものが幾つかあります。
2013年に登録された富士山は富士山域以外にも三保の松原や7社の神社、河口湖など25の資産で構成されています。その翌年(2014年)の富岡製糸場も工場以外に3つの資産が含まれています。
京都の観光スポットとして有名な清水寺・龍安寺・平等院・二条城も「古都京都の文化財」として文化遺産に登録されています。

それぞれの文化遺産を調べてみると面白いですよ。

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専門医でも聞きたい皮膚科診療100の質問/エビデンスに基づいた癌化学療法ハンドブック2017

[新刊アイ] 投稿日時:2017/06/23(金) 17:00

M-Review Hightlight
新刊アイ

No.48 2017.06.23 発行:株式会社メディカルレビュー社

専門医でも聞きたい皮膚科診療100の質問/
エビデンスに基づいた癌化学療法ハンドブック2017

「新刊アイ」では、“先生のコメントから読み解く新規刊行物の魅力”をお伝えいたします。
今号では、皮膚科専門医も知りたい知識や疑問にスペシャリストの先生方が答える『専門医でも聞きたい皮膚科診療100の質問』と、がん薬物療法の進歩に伴い、前版(2012年発行)から情報量が大幅にアップした『エビデンスに基づいた癌化学療法ハンドブック2017』のご紹介です。

目次
新刊案内『専門医でも聞きたい皮膚科診療100の質問』
ACROSS trialを深読みする
新刊案内『エビデンスに基づいた癌化学療法ハンドブック2017』
乳がんにおける術前薬物療法での新規薬剤の開発へ向けて
~「I-SPY 1」から「I-SPY 2」へ~

新刊案内

『専門医でも聞きたい皮膚科診療100の質問』

発行日 : 2017年6月10日
編 集 : 宮地良樹(みやちよしき)
所 属 : 滋賀県立成人病センター総長/
京都大学名誉教授
宮地良樹
専門医でも聞きたい皮膚科診療100の質問

ご略歴(宮地先生)
1951年 静岡県出身。
静岡県立静岡高等学校卒業後、1977年 京都大学医学部卒業。天理よろづ相談所病院内科レジデントを経て京都大学医学部皮膚科学教室入局。米国留学ではリウマチ学専攻。京都大学医学部皮膚科学講師、病棟医長を経て、1992年より群馬大学医学部皮膚科学教授。1998年より京都大学大学院医学研究科皮膚科学教授。2014年より滋賀県立成人病センター病院長、京都大学名誉教授。2017年 滋賀県立成人病センター総長 兼 病院長。
専門は皮膚アレルギー炎症、皮膚疾患と活性酸素、紫外線生物学、皮膚の老化、褥瘡など。

本書の発刊に際し、編集いただいた宮地先生にお話をうかがいました。

――皮膚科専門医の先生方がぶつかりそうな壁にはどのようなものがありますか。
また通常はどのようにしてその壁を乗り越えるのでしょうか。

専門医には、永年の経験から「きっとこうだろうが、エキスパートの眼から見て正しいのか?」とか「通り一遍の講演では判らないけど、本当のところはどうなのだろう?」というようなディープな疑問があるものです。たとえば「足白癬がなければ手白癬はないというのは本当か?」とか、「肘・膝・頭部に発疹がなければ乾癬ではない?」といったような質問です。本書は、そんな専門医のなかなか訊けない質問に痛快な解説が用意されています。

――皮膚科専門医の先生方に本書の読み方のコツを伝授いただけますか?
かなりの領域を網羅していますので、専門医であれば一気にすべてを読破したくなるはずです。

――宮地先生にとって記念すべき編著本200冊目になりますが、本書に込めた想いがございましたらお聞かせください。
1991年以来16年の歳月をかけて200冊目に到達しました。執筆者の先生からは「書くのが大変だった。でもいい勉強になったし、他の分野も是非読んでみたい」といわれて、ほくそ笑んでいます。皮膚科専門医のニーズに応える自信作になったからです。

詳細はこちら

ピックアップ
ACROSS trialを深読みする

皮膚アレルギーフロンティア Vol.14 No.2, 50-52, 2016
神戸直智

「眠気のある抗ヒスタミン薬のほうがかゆみ治療の効果も高いのか?」という風説を検証する目的で企画されたACROSS trialには、502例もの症例が組込まれ、多施設無作為化オープンラベル・クロスオーバー比較試験として実施され、それを否定する明確な回答を提供したという点において非常に質の高い臨床試験であった。また、同じくACROSS trialには、抗ヒスタミン薬を処方する際に、臨床現場で何気に、しかし頻繁に説明されている「眠気のある抗ヒスタミン薬でも、内服を続けることで眠気は徐々に感じなくなりますから」という風説に対しても回答の一端を提供していることに価値があると、筆者は個人的に評価している。

記事を読む

新刊案内

『エビデンスに基づいた癌化学療法ハンドブック2017』

発行日 : 2017年6月10日
総監修 : 大津敦(おおつあつし)
所 属 : 国立がん研究センター東病院 病院長
 
エビデンスに基づいた癌化学療法ハンドブック2017

ご略歴(大津先生)
1983年 東北大学医学部卒業、1983年 いわき市立総合磐城共立病院内科研修医、1986年 国立がんセンター病院内科レジデント、1992年 国立がんセンター東病院内視鏡部消化器科医員、1992年 東北大学医学博士取得、1997年7~9月 米国MD Anderson Cancer Centerにて研修、2001~2008年 国立がんセンター東病院内視鏡部消化器科医長・治験管理室室長(併任)、内視鏡部長、通院治療部長、臨床開発センター長、2012年 国立がん研究センター早期・探索臨床研究センター長 / 同センター東病院臨床開発センター長、2015~2016年 国立がん研究センター先端医療開発センター長、2015年より現職。

本書発刊に際して(序文より抜粋)

国民の二人に一人ががんに罹患する時代において、まさに日進月歩で進歩するがん治療において、適切な治療を安全に遂行することに国民からの期待も大きい。飛躍的な治療成績の向上とともに複雑化・高度化するがん薬物療法に対して多くの医療者の皆様方が積極的に知識や技量の向上に努め、少しでも多くのがん患者さんに良質な医療を提供できるように願ってやまない。
本書は2004年の初版から改訂第4版を迎える。大幅な薬物療法の進歩により前版(2012年)では151レジメンであったものが本版では230を超えるまでに至っており、大幅なページ数の増加となっている。それぞれの領域の第一線でご活躍されているご多忙な先生方にご執筆をお願いさせていただいたが、チーム医療の重要性からコメディカルスタッフにも活用されやすいように簡潔で見やすい記載や図表を意識して作成をいただいた。本書が最前線で日々がん患者さんと向き合っている医療者の皆様方の薬物療法実践に少しでもお役に立てば望外の喜びである。

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ピックアップ
乳がんにおける術前薬物療法での新規薬剤の開発へ向けて
~「I-SPY 1」から「I-SPY 2」へ~

がん分子標的治療 Vol.14 No.2, 84-86, 2016
新倉直樹

乳がんにおける術前化学療法(neoadjuvant chemotherapy;NAC)は乳房温存手術を可能にする症例を増やすために普及したが、近年では薬剤効果の判定や病理学的完全奏効(pathological CR;pCR)率の予後に対する影響などが報告され、標準治療の1つとして広く日常臨床に普及している。乳がんでは4つのサブタイプに分けて治療法を選択し、それぞれ予後が異なることは周知の事実である。I-SPY1試験(Investigation of Serial Studies to Predict Your Therapeutic Response With Imaging and Molecular Analysis)でも示されているとおり、NACにおけるpCR率は、luminal type(ホルモン受容体(HR)陽性/ヒト上皮成長因子受容体(HER)2陰性)乳がんでは低く、トリプルネガティブ乳がん(triple negative breast cancer;TNBC)、HER2陽性乳がんでは高い。またHER2陽性乳がんではトラスツズマブの追加によりpCR率が向上する。この点については、日本での乳がん登録を用いた2万例以上のNACの解析結果でも同様な傾向が認められており、広く臨床に普及している。

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学会カレンダー

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会期 学会名/会長 主会場
7/6~7/7 49 日本動脈硬化学会総会・学術集会
松本昌泰
広島
広島グランドプリンスホテル
7/6~7/7 53 日本肝癌研究会
國土典宏
東京
京王プラザホテル
7/7~7/9 - 脳血管内治療ブラッシュアップセミナー2017
坂井信幸
神戸
神戸国際展示場
7/8 44 皮膚かたち研究学会総会・学術大会
秋山真志
名古屋
名古屋大学大学院
医学系研究科
7/13~7/14 22 日本冠動脈外科学会学術大会
小林順二郎
豊中
千里阪急ホテル

Editor's eye

7月7日は七夕ですね。今回は星の話題です。
織姫と彦星の物語にも出てくる天の川は、実は1年中日本の空に存在しています。季節によって見え方が異なり、7月頃から8月後半位までの間が一番綺麗に見ることができるため、夏の風物詩となりました。
旧暦の7月7日は現在のお盆前の時期にあたります。昔の七夕は梅雨も明けて星がより見えやすい時期だったのですね。

「願い事を3回唱えると叶う」の言い伝えで有名な流れ星の速度は、秒速20~70kmだそうです。1秒くらいで消えてしまうので、本当に一瞬です。

星といえば、12星座別の占いをテレビや新聞でよく目にしますが、ランキング形式に発表されると内容よりも順位が気になってしまいます。

編集部S
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糖尿病療養指導ガイドブック2017/症例から見る 整形外科領域の臨床超音波画像

[新刊アイ] 投稿日時:2017/05/26(金) 17:00

M-Review Hightlight
新刊アイ

No.47 2017.05.26 発行:株式会社メディカルレビュー社

糖尿病療養指導ガイドブック2017/症例から見る 整形外科領域の臨床超音波画像

「新刊アイ」では、“先生のコメントから読み解く新規刊行物の魅力”をお伝えいたします。
今号では、日本糖尿病療養指導士の学習目標と課題が網羅され、ほとんどの認定試験や講習資料のもととなっている『糖尿病療養指導ガイドブック2017』、ならびに整形外科領域における超音波診断装置による画像診断を解説した『症例から見る 整形外科領域の臨床超音波画像』のご紹介です。

目次
新刊案内『糖尿病療養指導ガイドブック2017』
SGLT2阻害薬処方時の効果的な患者教育とは?
新刊案内『症例から見る 整形外科領域の臨床超音波画像』
Positron emission tomographyによる血管炎症の診断法

新刊案内

『糖尿病療養指導ガイドブック2017』

発行日 : 2017年5月10日
編 著 : 日本糖尿病療養指導士認定機構
 
糖尿病療養指導ガイドブック2017

日本糖尿病療養指導士は、医師よりも患者に近い存在として、患者個別の療養上の問題の抽出から、患者自身が行い得る実践的な指導・支援を行うとともに、専門性の高いチーム医療を円滑に進めるための中心的役割を担う。
本ガイドブックは、日本糖尿病療養指導士の学習目標と課題を網羅したものであり、膨大かつ日進月歩の糖尿病診療に関する情報を可能な限り簡潔化し、多職種の療養指導士にとって基礎知識から個別症例への対応を含めた実践的指導まで記載することをめざしている。これから日本糖尿病療養指導士をめざす者も、またすでに日本糖尿病療養指導士を取得している者にも、本書が知識の修得と整理に、そして実践的研修として役立つことを期待したい。

(序文より抜粋)

 

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ピックアップ
SGLT2阻害薬処方時の効果的な患者教育とは?

DIABETES UPDATE Vol.5 No.3, 36-40, 2016
田島一樹 ほか

SGLT2阻害薬は、近位尿細管に存在する糖輸送体であるSGLT2を阻害することにより、近位尿細管からのグルコース再吸収を抑制し、尿中へのグルコース排出を促進する、これまでの糖尿病治療薬にはない全く新しい作用機序を有する薬剤である。2012年11月に欧州で、2013年3月に米国で承認され、わが国でも2014年4月から臨床使用可能となり、現在は、6成分7製剤が使用されている。SGLT2阻害薬は、血糖降下作用以外にも、体重減少、血圧低下、脂質改善などの多面的効果が示されている。2015年には、心血管イベント発症リスクが高い2型糖尿病患者を対象としたEMPA-REG OUTCOME試験において、エンパグリフロジンを標準治療に上乗せした群で、複合心血管イベント(心血管死、非致死的心筋梗塞、非致死的脳卒中)リスクが14%有意に減少したことが報告され、その心血管保護作用が注目されている。一方で、脱水、重症低血糖、ケトアシドーシス、皮膚症状、尿路・性器感染症など副作用や有害事象も多く報告され、2014年6月には、「SGLT2阻害薬の適正使用に関するRecommendation」が策定され、注意喚起がなされている。

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新刊案内

『症例から見る 整形外科領域の臨床超音波画像』

発行日 : 2017年5月15日
編 著 : 篠﨑達也(しのざきたつや)
 
症例から見る 整形外科領域の臨床超音波画像

従来、超音波診断装置は、主に内科・循環器科で使用されており、整形外科領域ではほとんど使用されていませんでした。現在、整形外科の現場において、超音波診断装置を設置し使用する医療機関は、少しずつ増えてきてはいるものの、いまだ普及していないのが現状です。
本書は、整形外科領域の疾患について(特に骨折・脱臼・筋腱などの軟部組織疾患)、超音波診断装置の走査技術や観察のポイントを、超音波画像とX線・CT・MRI画像などにより比較し、症例を用いてなるべくわかりやすくまとめました。各部位の骨折においては,可能な限り1疾患に対し数例の骨折症例を掲載しました。なお、本書は骨折の整復実例集とは異なり、骨折・脱臼を含めた外傷の受傷時・初診時にどのようなエコー画像が描出されるかをまとめたものです。本書が画像読影の比較検討や走査技術修得、そして、明日からの診察のお役に立てば幸いです。

(序文より抜粋)

 

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ピックアップ
Positron emission tomographyによる血管炎症の診断法

血管医学 Vol.17 No.3, 105-113, 2016
田原宣広

画像診断は、血管障害の病態評価や治療法の選択を行ううえで欠くことのできない存在である。超音波エコーや血管造影法などに加えて、多検出器コンピュータ断層撮影(MDCT)や核磁気共鳴画像法(MRI)などが広く用いられているが、形態を評価することを主目的とするために病変局所を質的に評価することは困難である。近年、病変局所で起こる分子挙動を外部から捉えて画像化することが可能なポジトロン断層撮影(PET)が分子イメージングとして発展し、18F-fluorodeoxyglucose(FDG)をトレーサーとしたPETは炎症病変を描出することが可能なモダリティとして臨床応用されている。本稿では、FDG-PETを用いて血管炎症を診断する試みについて解説する。

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学会カレンダー

M-Reviewサイトアドバイザーの先生方よりご紹介いただいた注目の学会・研究会などをご紹介します。
※名前をクリックすると、M-Reviewに掲載されている先生の記事を読むことができます。

会期 学会名/会長 主会場
5/26~5/28 60 日本腎臓学会学術総会
伊藤貞嘉
仙台
仙台国際センター 他
6/2~6/4 17 日本抗加齢医学会総会
齋藤英胤
東京
東京国際フォーラム
6/8~6/9 53 日本肝臓学会総会
茶山一彰
広島
広島国際会議場 他
6/8~6/10 39 日本血栓止血学会学術集会
小嶋哲人
名古屋
名古屋国際会議場
6/15~6/16 71 日本食道学会学術集会
小山恒男
軽井沢
軽井沢プリンスホテル
6/15~6/17 59 日本小児神経学会学術集会
玉井浩
大阪
大阪国際会議場

Editor's eye

5月の第2日曜日は母の日、6月の第3日曜日は父の日ですね。
母の日に贈る花のカーネーションは、赤=「愛情」、白=「尊敬」、ピンク=「感謝」と色別に花言葉を持っています。

父の日に贈る花のバラも色別に花言葉を持っていますが、贈る本数にも花言葉があるそうです。
3本=「告白」、13本=「永遠の友情」、50本=「恒久」、108本=「プロポーズ」など様々なパターンがあります。
(ちなみに、999本=「何度生まれ変わっても貴方を愛します」だそうです)

興味がある方は、是非調べてみてください。

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