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多職種が集い、新生児のかけがえのない命を守るための戦略を練ろう [学会アイ]

投稿日時:2018/05/10(木) 09:00rss

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No.88 2018.05.10 発行:株式会社メディカルレビュー社

多職種が集い、新生児のかけがえのない命を守るための戦略を練ろう

5月10日は「コットンの日」です。1995年に日本紡績協会が制定しました。5(こ)10(ten)の語呂合わせ、綿製品の店頭販売が5月に最盛期を迎えることが由来とされています。
コットンは紀元前から栽培されており、イギリスの産業革命によって世界的に綿産業が発展しました。現在は世界約90ヵ国で栽培されており、生産量は中国とインドが世界1位の座を競っています。
最近では、フェアトレードのコットン製品を手軽に入手できるようになりました。吸水性が高く、通気性が良く、優しい肌触りのコットン製品は夏を涼しく過ごせるため、クールビズにおすすめの素材の一つですね。

さて、本号では「第72回九州新生児研究会」をご紹介いただきます。ぜひご覧ください。

目次
「第72回九州新生児研究会」2018年5月26日(土)
病態生理から新生児心肺蘇生法アルゴリズムを理解する

学会・研究会開催のお知らせ

第72回九州新生児研究会

会  期 2018年5月26日(土)
代表世話人 青木幹弘
(独立行政法人国立病院機構長崎医療センター小児科)
会  場 i+Land Nagasaki(旧やすらぎ伊王島)(長崎県)
 
 

本研究会は1981年に、久留米で聖マリア病院新生児科部長の橋本武夫先生が第1回の会長(世話人)として始まり、第3回からは、春、秋の年2回の開催となり、九州・沖縄・山口地区の新生児医療に携わる医師、看護師、コメディカルが200名以上集まり、様々な臨床、研究の課題について議論し、新生児のかけがいのない命を守る戦略を練る場所であり、ホットな情報交換ができる会として発展してきました。
今回の特別公演は、新生児口腔ケア研究会の武田康男先生に「NICUにおける口腔ケアの意義と実際―発達を促す口腔ケアを中心に―」について、昭和大学江東豊洲病院の水野克己先生に「母乳バンクと経母乳CMV感染症」についてご講演いただきます。また、一昨年の日本周産期・新生児医学会で優秀論文賞を受賞した、聖隷浜松病院の廣瀬悦子先生に「30歳を迎えた極低出生体重児の長期追跡結果~結婚、出産について」もご講演いただけることになりました。
会場の伊王島は長崎駅から自動車で約30分のところに位置し、風光明媚なうえ温泉もあり、「島風の湯」からの眺めは絶景です。施設も今年4月にリニューアルオープンしたばかりでアトラクションも増えています。また、近くには世界文化遺産で映画のロケにも使用された軍艦島があり、クルージングも楽しむことができます。ぜひ、多数の方にご参加いただけるようお願いいたします。

ピックアップ
病態生理から新生児心肺蘇生法アルゴリズムを理解する

Fetal & Neonatal Medicine Vol.9 No.3, 27-32, 2017
細野茂春

新生児心肺蘇生法(neonatal cardiopulmonary resuscitation;NCPR)、特に分娩室での蘇生は小児・成人領域の心停止とその機序が異なる。成人の突然の心停止の多くは心原性心停止であり、その原因の多くは冠動脈の突然の閉塞による虚血性心筋障害、すなわち急性冠症候群による。一方、新生児においては胎内または胎外における酸素供給不足による呼吸原性心停止によるものがほとんどである。子宮内環境から子宮外環境へ移行、すなわち自発呼吸は85%の児において出生後30秒以内に出現する。この移行過程に不具合が生じたときに蘇生を必要とすることになる。NCPRのアルゴリズムは、出生後呼吸をしない新生児が胎内でどの程度低酸素にさらされていたのかを診断していくプロセスでもある。本稿においては、2015年版NCPRアルゴリズムに記載した番号に沿って、なぜそのような評価と介入が行われるのか、病態生理の面から概説する。

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学会カレンダー

M-Reviewサイトアドバイザーの先生方よりご紹介いただいた注目の学会・研究会などをご紹介します。
※名前をクリックすると、M-Reviewに掲載されている先生の記事を読むことができます。

会期 学会名/会長 主会場
5/10~5/11 56 日本小児歯科学会大会
有田憲司
大阪
大阪国際会議場
5/10~5/13 70 日本産科婦人科学会学術講演会
八重樫伸生
宮城
仙台国際センター 他
5/18 15 糖化ストレス研究会
米井嘉一
東京
東京ビッグサイト
5/30~6/1 55 日本小児外科学会学術集会
窪田正幸
新潟
朱鷺メッセ 新潟コンベンションセンター
5/30~6/2 119 日本耳鼻咽喉科学会総会・学術講演会
山岨達也
神奈川
パシフィコ横浜
5/31~6/2 60 日本小児神経学会学術集会
岡明
千葉
幕張メッセ 国際会議場
6/9~6/10 119 日本小児精神神経学会
松嵜くみ子
東京
跡見学園女子大学 文京キャンパス ブロッサムホール
6/15~6/16 54 日本小児放射線学会学術集会
北川博昭
東京
ギャラクシーホール(羽田空港第一ターミナル内)
6/16~6/17 9 日本プライマリ・ケア連合学会学術大会
竹村洋典

三重県総合文化センター 他
6/22~6/24 67 日本アレルギー学会学術大会
岡本美孝
千葉
幕張メッセ 他
6/23~6/24 29 日本小児科医会総会フォーラムin横浜
横田俊一郎
神奈川
パシフィコ横浜

Editor's eye

もうすぐ母の日。今年は5月13日(日)です。
2016年の出生数は初めて100万人を下回り97万6,978人。過去最小となりました。
合計特殊出生率は1.44と前年から低下しています。
このまま推移すると、2060年の日本社会は、出生数48万人。1人の高齢者を1.2人の現役世代で支える肩車型の社会になるようです。

ちなみに、フランスやスウェーデンでは、出生率が1.5~1.6台まで低下した後、フランスでは1.92、スウェーデンでは1.85(共に2015年)と回復傾向にあります。
経済的支援や保育の充実のほか、出産・育児・就労に関して幅広い選択肢を示した環境整備を行った結果とみられています。
子育て世代の母親に対して優しい社会に変わっていかない限り、日本の未来も変わらないかもしれませんね。

でも、社会を変える前に、まずは自身の母親に優しく。
日曜は、いつも言えない感謝の気持ちを伝えてみませんか。花を1本添えて。
編集部I
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